教師の雰囲気(01)野望と意志と情熱と
★学校の雰囲気が豊かになるには、教師の雰囲気はかなり重要だ。生徒以前に、自己肯定感が低い教師や懐疑心旺盛な教師の雰囲気は実に暗い。その雰囲気は1人2人だとしても、感染力はある。
★ところが、目の前の問題や目の前の仕事にどんなに悩もうとそれを超える大きな目的という野望を抱き、それを実現しようという強い意志を貫く情熱をもって行動する教師の雰囲気が、その暗い雰囲気をはねのける。
★そのような教師が1人いるだけで、不思議とその学校の雰囲気は浄化されていく。ところが、この教師の存在は思いのほか得難いのである。
(聖学院の児浦先生は教師の雰囲気が豊穣である!)
★どのくらい得難いのかというと、外から見ていてわかるのは、その教師の周りには多くの同僚が集結して協力し始めるし、生徒が目を輝かしていろいろなアイデアを語りかてくる。そんな存在がそういるはずはないのは少し考えれば了解できるだろう。
★このような教師の雰囲気を生成できる人材を、その学校が大切に扱うと、その学校の未来は開かれる。
★そういう学校がどんどん増えることは、小さな動きのように見えるが、とんでもない大きなエネルギーになる。
★教師の存在理由は、この大きな目的に対する野望を抱けるというコトだ。教師以外の存在は、なかなかそうはいかないのが現在の社会である。
★したがって、学校のみならず、社会もまたそのような教師の存在を大切にする制度システムを構築する必要があろう。
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