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2019年4月 3日 (水)

学びの組織を開発する先生方と共に≪11≫今PLがヤバイ♪3ポリシー広報戦略会議で使える。

★最近かかわっているミーティングは、理事会であろうと、広報戦略会議であろうと、カリキュラムイノベーション会議であろうと、私が参加する時は創発会議にしていただいている。事実の報告会議だったとしても、分かち合いは挿入するから創発型ステージにジャンプするようにしていただいている。

★ある学校の広報戦略会議では、小学校から高校までのブローシャ―やフライヤーをつくる会議だったのだが、コンセプトメイクをするために、小学校低学年、高学年、中学、高校で行われているそれぞれのPBL型授業のサイクル図を書いて、並べてみた。ここはAI(アプリシエイティブ・インクワイアリ―)手法で。DDDDをインタビューしながら、スクライビングしていくわけだ。参加メンバーが必ずしも教務ではなく、事務局メンバーもいっしょだったので、自分たちの学校の基幹である授業のシークエンスをいっぺんに12年間分一望できた。共有のため息が広がった。

Pl

★しかも4つの発達段階も共有できたわけだから、参加メンバーの表情がもう違っていた。やはり子供たちの成長物語を共有できると最高なわけだ。しかも、ピアジェ→パパート→レズニックという構成主義の系譜ループも織り込んでいったから、広報戦略会議は、チームワークにシステム思考が加わったわけだ。

★これでは、まだこの会議での私たちの作業が運命共同体にならないので、もっとハッとするようなイマジネーションを生みだし共有しなければならない。そんなとき活用するのが井庭崇先生とそのチームが開発している多様なPL(パターンランゲージ)カード。広報戦略会議は、3ポリシーを受験生といかに共有するかというイマジネーションを表現するミーティングだから、どうしても物語が極めて重要である。

★それで、成長物語の骨組みをAI手法で「共構築」したのだが、もっと「共想像」が必要だったので、今回はミラパタ(キャリアデザインのためのパターンランゲージ)を活用してみた。必要なカードを選択して12年間並べた。すると、当然ではあるが、螺旋構造になるので、同じカードが複数枚必要になる。ここで、なるほど、ミラパタは3セットぐらいを混ぜて活用すれば創発がおこるなと。今回は1セットだけだったので、何度も使うカードはポストイットで代替した。

★カリキュラムイノベーション創発会議では、プロジェクトのPLカードを活用するが、これは本当にそれだけで創発できる。リフレクションで使うコトが多いが、夏期研修は、5時間くらいあるから、これとミラパタのPLカードをシャッフルして1時間くらいで、PBL授業のデザインをしてみるワークショップも挿入してみようかと閃いた。

★そんなこんなを実践しているうちに、ついに理事会でのプレゼンでもPLカードを活用してみることにした。キュートなキャラが堅い雰囲気を和らげるし、データの話の背景に隠れていることを見出すことがいかに魅力があるか気づくと最高なんだという話を長々せずに、PLカードを提示することによって、なるほどと瞬間的に了解してもらえる。

★つまり、プレゼンしながら、今話した事は、たとえば、こんなカードで示してみましょうと挿入すると、なるほどそういう視点で了解するのかとモニタリングになるわけだ。これがワークショップなら、今までの私の話をこれらのPLカードから幾枚かチョイスして並べてストーリーにしましょうよとなるのだが、理事会はまだまだそこまではジャンプできない。

★しかし、今まで私が話したことを受験生の親だったら、こんな物語として気づいてくれるかもしれないとリフレクションすると、説得力が違う。そして、そのときのPLカードの選択の仕方だが、上記写真以外に、ラーニングとプレゼンテーションのPLカードもごちゃまぜにして、そこから選択して並べてみる。

★こんなことをしていると、アマゾンでPL本やカードをポチっとしているメンバーをみかける(微笑)。おおー。自己マスタリーにも刺激的ではないか。ビジョン共有、チームワーク、システム思考、自己マスタリー、そしてどのカードを選択するかでメンタルモデルまで開示される。

★中原淳先生の組織開発の本と井庭崇先生のPL本とカードは、学習する組織を創造する時に欠かせないメタ・ツールである。

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