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2019年4月 6日 (土)

学びの組織を開発する先生方と共に≪13≫ 言葉の構造

★PBLを実施していく時、大切かつ強烈なメディア(媒介)は、「言葉」である。私たちは、ある単語やフレーズ、センテンス、パラグラフ・・・を交換し合いながら理解したり、論理的に思考したり、創造力/想像力を働かせたりしている。

★日常言語はよくわかっているつもりでも、実はその言葉の交換を繰り返していく過程で、そんな意味があったのかと新しい世界に導かれる時もある。同じ言葉という記号をやりとりしていながら、意味がどんどん広がったり縮まったり、別次元にジャンプしたりするのがおもしろいし、誤解も生み、トラブルも起きてしまうときもある。

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★実は、「言葉」は伸縮自在の意味を持つ記号という構造になっている。意味というのは、実は思考スキルで成り立っている。どんな種類があるかは、世の中随分、明快になってきているし、学習指導要領でも論じられているから、ここではこれ以上述べないが、その意味を生み出す思考スキルの中で、ミメーシスとしての置換スキルだけが、さらにはみ出している。そんな構造に「言葉」はなっている。

★ミメーシスは、「模倣」と訳されるが、「置換」と置き換えたほうが思考が広がる。

★以上のことは、ピアジェをもとに、このところワークショップをやって、気づいたコトである。

★これによって、「最近接発達領域」の可視化もできる。特別なことはしていない。名古屋大の今年の世界史の問題「パルテノン問題」、ケンブリッジの「リンゴ問題」、京大の「女性の就業率国別比較問題」、そして、とある「X問題」(キンダーガーデンにヒントをもらった)を掛け合わせると、上記の図のような構造にまとめられる。

★このワークショップは、先月から5箇所くらいでやったのだが、最終のワークショップで、このような形に結実した。この言葉を活用して「対話」をするとどうなるかは、次回に。

★そうそう、この「記号」を「レゴ」に置き換えたり、プログラミングの時に使う「ロゴ」や「コード」に置き換えても同じことである。

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