富士見丘 SGH甲子園2019 最優秀賞の意味!
★富士見丘の高2生(現高3)は、SGH甲子園2019で英語プレゼンテーション部門で最優秀賞を獲得した。
(写真は同校サイトから)
★3月23日(土)に関西学院大学で、「SGH甲子園(全国スーパーグローバルハイスクール課題研究発表会)2019」が開催され、研究成果プレゼンテーション部門〔英語発表〕において、高校2年の3名が最優秀賞を受賞した。もちろん、英語でのプレゼンテーション。
★同校のSGH甲子園での受賞は3年連続。2017年には、英語プレゼンテーション部門で優秀賞を獲得しているし、2018年には、ラウンドテーブルディスカッション部門で優秀賞を獲得している。そして、一昨年に続き、7月に開催される国際的な研究発表会「Global Link Singapore 」に、再び招待されることにもなった。
★今回、代表の3名は、“Trashed Treasures ―FOOD LOSS-”と題する発表を行い、マレーシア・フィールドワークを経た研究成果をプレゼンした。富士見丘のSGHは、探究の仕方の基礎演習から始まって、慶応大学、上智大学などと高大連携して、グローバルなフィールドワーク(シンガポール、マレーシア、台湾、釜石など)や世界各地の高校生と交流しながら探究の道を推し進めていく骨太のプログラム。
★マレーシアは、金融・保険・不動産、クリエイティブ、医療、教育の4つ分野でソフトパワー未来都市を構築するイスカンダル計画を実施している。2006年から始まり、2025年には完成する予定で、300万都市が生まれる予定。
★実際に、中国やシンガポールなどの投資も相次ぎどんどん成長している。日本の経済を脅かす存在になるかもしれないと一方では言われているぐらいだ。
★ともあれ、イギリス、アメリカ、オランダなどから医療やAIなど高度専門技術を育成する教育機関が集積しているのである。マレーシアだけではなく、シンガポールや台湾などに訪れた富士見丘生は、日本をはるかに超える教育水準に驚愕し、その中で、富士見丘の教育の水準の高さを改めて気づくわけである。
★だから、自分たちが、日本の未来を救うというミッションをしっかりと抱く。そのミッションが自分のキャリアデザインに当然つながる。それゆえ、卒業生89名の2019年度の大学合格実績は次のようになった。定員厳格化という厳しい大学受験の環境下にあって、高パフォーマンスである。教育の水準の高さが、もたらした結果であろう。
慶應義塾大学 2名
上智大学 5名
青山学院大学 3名
立教大学 5名
中央大学 7名
法政大学 8名
学習院大学 2名
成蹊大学 8名
成城大学 5名
明治学院大学 4名
獨協大学 7名
津田塾大学 3名
東京女子大学 5名
日本女子大学 7名
学習院女子大学 1名
駒澤大学 1名
専修大学 5名
日本大学 2名
東洋大学 1名
武蔵大学 1名
白百合女子大学 6名
清泉女子大学 3名
フェリス女学院大学 1名
日本赤十字看護大学 1名
東京医療保健大学 1名
東京都市大学 2名
東京電機大学 1名
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