かえつ有明 才能開く学び
★かえつ有明の小畑校長ブログは、出色のブログ。あのアトムのロボットを組み立て、AI(人工知能)を搭載している。ブログが更新されるたびに、アトムがディープラーニングによって成長している姿を現している。二足歩行のメカニズムも動画だけではなく、図によってきちんとベクトルと物理の法則を使って解説されている。
★校長自らが最先端のテクノロジーを使い、メカニズムを作りながら解明し、途中で躓いたとき、その原因を突き止めて修理しながら進む。まさに試行錯誤の可視化そのもの。ディープラーニングは、かえつ有明のふだんの授業の象徴でもある。STEAM教育の最高の在り方を示してもいる。刺激を受ける生徒はたくさんいるだろう。
★かと思うと、そのSTEAMのA(アート)の部分が飛び出てくるような活躍を中学生が行ってもいる。
(写真は、同校サイトから)
★今月21日から1週間、同校中学生が、渡米し、アメリカンダンスドリルチーム インターナショナル選手権2019にチャレンジ。中学HIP HOP部門 第2位、中学校総合 第4位という成績を収めた。
★すごいという言葉以外に見つからないのだが、同校サイトの記事からはダンス部の顧問の先生のティーチングとコーチングの絶妙のバランスを前提とした熱い眼差しが伝わってくる。
★ああ、これもふだんの授業がアクティブラーニングであふれていることがつながっているなあとちょっと感動してしまう。顧問の先生も参加していたアクティブラーニングの研修を見学をしたことがあるが、筋金入りのポジティブな性格と精緻な思考のバランスにあり得ない不思議さを感じていたが、たしかに平均モデルの精神力では、生徒といっしょに世界の舞台で挑戦できないと、遅まきながら感じ入った。
★破格のグローバル教育とアクティブラーニングとSTEAM教育とマインドが、バラバラではなく、自然に一つにつながっている。自然体で、それでいてハイレベルな世界標準に通用する学びが行われているわけだ。
★要するに、校長をはじめ教師も生徒も、一人一人が自分の才能を大切にし、それを全うしようという本物の活動をしている。それは、当人にとっては、あたり前のことをしているだけだ。しかし、外から見るとものすごいことをやっている。
★このギャップが外からの評価を高くしている魅力だろう。
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