PBLの肝はマインド思考×システム思考(03)一橋大学の地理の問題もすてきな探究への誘い。
★中でも、このグラフ一つに関連する背景知識を結び付け、国内と欧米との貿易、戦争などの国際政治経済の問題点を見出していく問題は、中学入試の思考力入試でも取り扱われる問いかけデザインである。
★このタイプの問題は、年表のデータベースを作成しておくと便利である。そのうち、そのデータベースを作成して、データどうしをクロス(つまり結びつける)すること(システム思考の発動)によって、問題を発見する(マインド思考の発動)アプリを作成する生徒は当然出現するだろう。
★聖学院の高3生が、つい先日起業したように、ICT関連の仕事のアイデアは、身近なところにたくさんある。多くの高校生がどんどん市場を創っていくだろう。しかも、このタイプの問題は、身近であると同時に世界リスクを見通す問いでもある。
★PBL型授業や探究の時間が、このような動きに結びつくきっかけは、このような入試問題にもちゃんとある。真理は真理ということだろう。
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