【2019年大学合格実績03】巣鴨の東大合格者躍進の意味。
★今年の巣鴨の東大合格者は、inter-edu「速報!2019年 東大・京大・難関大学合格者ランキング」2019/03/10現在によると、21名で、昨年は11名。前年対比191%である。
(写真は、首都圏模試センター「イートン校サマースクールに匹敵する巣鴨サマースクール見学記」 の記事から。)
★高1で数学のクラスを一つつくったり、高2から理系のクラスが文系クラスの倍だったりと、理系中心のカリキュラムが功を奏したのか、今年の東大合格者のうち、理Ⅰが10名(昨年1名)、理Ⅲが2名(昨年は0名)合格をした。
★しかしながら、カリキュラムだけではなく、英語の破格のサマースクールの影響もあったのではないか。東大の英語の得点は、帰国生なら100点を超えるが、一般生は80点くらいだから、英語に力をいれることは比較優位のポジショニングを創ることができる。
★今年中学入試において算数一教科入試を実施して応募も随分集まったが、数学的思考をベースにしながら、英語で側面サポートもするという体制が好循環を生み出す可能性がみえてきた。
★伝統校でありながら時代の変化に適合させる柔軟な動きをしている。開成や麻布、聖光学院は東大合格者を増やしているから、どこかほかの学校が減少していることになるが、巣鴨が今後も東大合格者を増やし続けると、それは一見小さな変化に見えるが、大きな変動を生み出す可能性がある。
★今年中学入試において算数一教科入試を実施して応募も随分集まったが、数学的思考をベースにしながら、英語で側面サポートもするという体制が好循環を生み出す可能性がみえてきた。
★伝統校でありながら時代の変化に適合させる柔軟な動きをしている。開成や麻布、聖光学院は東大合格者を増やしているから、どこかほかの学校が減少していることになるが、巣鴨が今後も東大合格者を増やし続けると、それは一見小さな変化に見えるが、大きな変動を生み出す可能性がある。
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