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2019年2月13日 (水)

【2020年度首都圏中学入試動向の切り口_04】希望と不安と安心安全とベンサムと

★中学受験というのは、教師、在校生、受験生、保護者、塾の先生、受験シンクタンクなどそれらのステークホルダーも巻き込んで、希望と不安と安心安全の調和と不協和音の葛藤の渦に満ちている。

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(石川先生は教育界の調和と不協和音の葛藤の渦の中で、希望の旗手である。間違いない。)

★にもかかわらず、これまでこのことは前面にあらわれてこなかった。偏差値ピラミッドの中でポジションゲームに目を奪われ、根本的な希望と不安と安心安全の関係の根深さを忘却してきたわけだ。

★しかし、偏差値ピラミッドが裾野から中位くらいまで崩れてきたことによって、この葛藤をきちんと捉え直そうという動きがでてきた。教育ジャーナリストのおおたさん、中曽根さんの考察は参考になる。

★不安なき希望はないというコト、不安はしばらく希望を見いだせない時があること、安心安全は希望が不安を抱え込むとき、不安が希望へ歩き出す時、その過程を示唆するものであり、不安を払拭した安心安全は、臭いものにふたをするくらいの効果しかないことを。

★2020年中学入試は、受験生自身とその受験生にかかわる人々すべての生き方においてこの葛藤を深く考え、希望を抱くことの大切さを明らかにしてくウネリでもある。


★そして、それはなんとベンサムルネサンスだった。ここにきてリバタリアニズムの登場とは!?いったい何だろう。限界費用ゼロ社会に関係があるらしい。

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