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2019年1月31日 (木)

【2019年度首都圏中学入試(46)】 聖学院の人気の意味!ポジティブ未来が拓ける試金石!

★1月30日現在で、聖学院の応募者総数前年対比は97%、倍率4.1倍(首都圏模試センター調べ)。28日現在で、90%だったから、最終的には昨年を超える勢い。

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★その理由は、聖学院の授業はすべてPBL(Project Based Learning)で、生徒は自分自身を見つめるMy Project、仲間と志を共有して社会的実践をしていける実装知をタフにしていくOur Project 、そして世界の痛みを創造的に問題解決するWorld Projectを有機的に結びつける学びの環境が進化し続けているからだ。

★このような動きは、多くの場合、数学がボトルネックになる。数学でPBLを授業で展開するのは、一般に難しい。特に大学進学のことしか考えない数学教師の場合は、PBLだとかアクティブラーニングを軽んじる。

★ところが、聖学院の場合は、数学をはじめSTEAM系の先生方はみなPBLを行える。英語や国語、社会はあまりに当然である。

★上記写真の授業デザイン研究会チームという学習する組織(当日は校外学習などの引率で少なかったがいつもはこの倍の先生方が研究会に没頭している)の熱量が半端ないのだが、前列三人は数学の先生方だ。

★探究型プログラムも、数学的思考がベースになっていて長持ちしない。数学的思考とは論理的思考とイコールだと思われるが、数学以外で活用されている論理的思考は、せいぜい3段論法で、日常論理である。

★異質のものを論理的に結びつけることができない。そのような異質のものをつなげるのは、論理ではなくアートだということになるから、STEMではなくSTEAMということになる。

★しかし、本当は異質なものは最初直感としてアート的センスで結び付けることが多いだろうが、そのあとそれで終わらずに、関数的同一性という置換スキルを発動する。

★それゆえ、現象は関数方程式に変換されるから、シンプル・イズ・ビューティフルになる。

★物語思考は、その現象の豊饒さをデザインし、アート思考はその豊かな現象の中に隠れている大切なものに気づく仕掛けをデザインする。そして数学的思考は、その大切なものを一般化する関数方程式を見出す。かくして世界の痛みを解決する方法を持続可能にできるのである。


★聖学院の生徒が活動している東京パラリンピック、タイ研修などの世界の見えない壁を解消するWorld Projectは、普段の授業で生成される物語思考とアート思考と数学的思考のアクティブな脳身体の結晶体である。

★これによってSGDsの問題はゼロに収束するようになるだろう。これが2040年に向けて動いている限界費用ゼロ社会の到達する世界である。いまここで、子供たちは、そのような未来社会づくりのために繊細かつタフな知と共感力あふれる心性形成の力を聖学院で学んでいる。


★何を言っているかわからないという方もいるだろうし、共感し子供の未来へのアクティブビジョンが見えている人もいる。当然後者の受験生・保護者が聖学院を選択している。

★聖学院の応募者総数が増えれば増えるほど、そのような人々が多くなるというコトであり、未来は明るくなる。

★聖学院の人気は、ポジティブな未来社会が開ける試金石であるのだ。

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