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2019年1月26日 (土)

【2019年度首都圏中学入試(35)】 公文国際の人気の重要性

★1月25日現在で、公文国際の応募者総数前年対比は、150.2%(首都圏模試センター調べ)。寮制学校で、当然破格のグローバル教育を行っている学校であることは、もはや説明するまでもないだろう。

Kumon

(写真は公文国際サイトから)

★説明会などで、在校生もブースにいるときがあるからいろいろ尋ねてみると、母校の自由を愛し、思考や表現に力を入れて学びを行っていることを誇りに思っていることがすぐに伝わってくる。

★入試問題も、どの教科も記述や図やグラフを描くものまで出題される。いわゆる4科目入試の中に本格的思考力型問題を埋め込むタイプ。国語は、筆者の考えを100字程度でまとめるB2思考力を要する問題から、あなたならどう考えるのかというC3思考問題まで出題されている。

★在校生がふだん学んでいると教えてくれたカリキュラムのエッセンスが入試問題に反映しているのである。

★このような伝統的教育と進歩主義的教育の両方を貫く普遍的な教育、ある意味世界標準の教育を久しい間実践して実績を積み上げてきている学校が再び注目されることは、中学入試の質を押し上げる。つまり、私立中学校全体の教育をアップデートする端緒となろう。

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