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2019年1月13日 (日)

【2019年度首都圏中学入試(13)】 聖学院 最終説明会 創造的才能者を受け入れる心地よい空気溢れる②

★聖学院の最終説明会では、M型思考力入試セミナーが同時開催されていた。ものづくり思考力入試や難関思考力入試など3タイプの思考力入試が実施されている。その中で、M型思考力入試は、純粋思考の領域であるメタ認知的領域の才能をみる問題。

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★いきなりメタ認知を発動できないが、ものを作りながらいろいろ考える才能に長けている生徒は、ものづくり思考力入試がおススメ。ものを作りながら自分の考えをあとから振り返り、メタ認知を発動させるというタイプ。いわばデザイン思考である。

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(21世紀型教師である内田先生と本橋先生は、名ファシリテーター。大学生もチューターとして活躍)


★それが発動出来たら、グラフや写真を言語化していく段取りになる。ところが、M型思考力入試は、いきなり写真をみて、メタ認知を発動させる。そして、グラフや写真を比較しながら分析し、自由な発想を生み出す数学的思考がベース。

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(ファシリテーターの眼差しは陽だまりのあたたかさなのである)


★この2つのタイプを総合しているのが難関思考力入試。メタ認知を発動できるかどうかは大前提で、ものづくりをしながら物語を編んでいく。数学的思考とデザイン思考と物語思考の統合がなされている。

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(議論とライティングの往復が肝心)



★これらに対し、2科目4科目入試は、知識のネットワークをつなげていく論理的思考力をみる問題である。もちろん、論理は3タイプの思考力入試でもみるのだが、知識を前提としないがゆえに、はじめに論理展開をしていくことが目的ではない。試行錯誤しながら一貫性を見出していくと、結果的に論理的になっているという入試である。


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(数学教諭の本橋先生は米国大学の留学生だったし、ICUにも在籍していたから英語が堪能。ハーバード大学のマズール教授のPI手法を英語で研究して授業に取り入れている。これはアハ体験の場でもある。)



★それゆえ、生徒自身が自ら気づいていく思考のプロセスが可能になる。アハ体験というのが、思考力入試セミナーでは必ず訪れる。思いも付かないことに遭遇するからである。そこから、生徒の目の輝きはものすごいことになる。自己変容しつづける聖学院の面目躍如がここにある。


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(内田先生は、心理的安全性を高めるフィードバックをタイミングよくする。)



★自分に驚くのである。だから、そのことを書きたくてしかたがない。200字なんて、普段書いたことがないという生徒も、最後にはなんなく書けるようになるのである。そして、そんな自分にまた驚くのである。


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(フューチャーラボは、創造性を育むトポス=内面的場として機能している)



★先生方も、書くスキルは、入学してからよいのであると。書きたいという欲求、つまりモチベーションが内燃できる生徒は、必ずなんらかの才能を開花することができると確信していると。


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(200字は、まとめていうより、入学後のキャリア物語をデザインする最初の作業であるかもしれない。)

★受験生の顔を写すことができないから、お見せすることはできないが、目の前で目の輝き、目の鋭さがみるみるうちに変わっていく姿をみているこちらは、取材とはいえ、目頭が熱くなった。


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(21教育企画部長児浦先生は、授業デザインや思考力入試、思考コード、ルーブリックを先生方を巻き込んで推進していくスーパー21世紀型教師である。説明会ではパネルディスカッションで語っていたので、思考力セミナーには立ち会えなかったが、プログラムデザインのミーティングにはもちろん参加。説明会の合間に撮影。)


★聖学院は、男子の希望の学校である。そのことをまだ多くの受験生や保護者が知らない。どうか迷ったり、弱ったりしたときには、聖学院の希望の光を頼りにしてほしい。

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