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2018年12月25日 (火)

工学院取り上げられる 「News Picks Vol.3」に圧巻の6ページ記事 新世界へ

★中学受験業界の古さを打破しようという首都圏模試センターが主催する「中学入試の未来予測」セミナー が終了した3日後、News Picks編集関係者から本日発売しました!よと連絡が入った。

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★セミナーでは、世界を変えるクリエイティブクラスの集まる墨田区都市新生を目論んでいる中村伊知哉氏のi専門職大学構想の講演も聞いた。その3日前には、21世紀型教育機構の定例会で多くの先生方と古い教育界を脱構築する影響を与える実践的戦略をすり合わせていた。児浦先生や田中歩先生をはじめとする若き21世紀型教師も参加していて、前のめりなビジョンを描いていた。

★また、定例会の翌日は、大阪で水都国際の準備をしている太田先生ともフォーラムジョイントをして、未来の学びにどっぷり浸っていた。その翌日には、元同僚でリクルートでキャリガイを編集して今は独立している江森氏が、岡山からちょうど仕事の用事で出てきていて、千葉シンポジウムに参加してくれた。久々に飲み語り合った。もちろん未来への自由の翼という教育について。


★その翌日、未来予測セミナーだったわけだ。次の日は、大阪と京都。そこでは、これまた新しい地平の結構壮大な教育作りの話で大いに盛り上がった。その次の日は、佐野先生、金井先生、加藤潤先生、長嶋先生と神楽坂で、すでに先生方が創っている未来の光についてゆっくり語った。ダライ・ラマの風に乗り、マザーテレサの眼差しに包まれながら。


★さらに次の日は、それぞれ小なりと言えでも、自分の意志の力を全うできる起業家仲間―神崎氏、福原氏、鈴木氏、本間というFRCコミュニティメンバー―が集って、新しい未来の学校作りのブレストをした。その後、すばらしき忘年会。


★このところ、そのようなミーティングが続いた。

★昨日は、イヴのミサの前に、友人の未来構想について電話で1時間ほど耳を傾けた。もちろん、私も話したが、自分の中には何もない。アイデンティティは、対話の中でその都度作られるという感覚が今はしっくりしている。

★先週金曜日にアイデンティティを創り出すために、新しい言葉を実際につくる義理の息子のアートワークショップに参加して、そんな気になったのである。多言語の中にいると、言葉は新しくその場で生まれるという感覚らしい。すてきじゃないか。

★そんなわけだから、自分の歩くところすべてが世界を創る仲間であふれている錯覚に陥ってしまいそうになってしまっている2018年の終わりである。

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★そして、本日、ようやく、News Picksの扉を開いた。工学院大学附属中高の記事が掲載されているというからじっくり読もうと楽しみにしていたのだ。いつもは雑誌は斜め読みだが、1人の時間も少しできたので、ちゃんと読もうと思っていた。

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★クリスマスを象徴する音楽を聴きながら。今日は、SEKAI NO OWARIの「ドラゲナイ」がいいなあと思って、ガンガン鳴らして、読み始めた。なななんだあ!落合陽一氏からはじまり、みんな異才を放った政財界人のラインナップ。しかも、みな異才・異能・才能を育てる人々だし、組織じゃあないか。最後の方は、孫正義氏の天才工場について分厚い記事が載っている。

★しかも、最後は私の大好きな絵本「ルビィのぼうけん」の作家でプログラマーでアーティストのリンダ・リウカスさんのインタビュー記事!この雑誌はあ、なになにすごいじゃあないかあ!

★180ページほどもある雑誌なのに、どこのページもブレることなく創造的才能者の話ばかり。こんな一貫性のある雑誌って、クリスマスだからといって、こんなプレゼントは今までにない。

★ハイレベルな未来を、こんなにわかりやすく、デザインフルで、いいじゃないか!もともとNews Picksのサイトは、情報によって世界を変えるハイスペックの情報発信拠点だけれど、紙媒体でもこんなに尖がっていてでもアートフル。どのページも驚愕・感動・感銘・感嘆・共感・共鳴・共振・興奮・覚醒・活性・・・・・・・・。

★中学受験業界にもこのような感覚の情報発信が必要だ。首都圏模試センターへの期待が異次元に高まる。

★そんなラインナップに工学院が位置づけられ、圧巻の6ページ記事で掲載されているのだ。編集長がOKしないとここまでページは割けないはず。すごい。時代を変える編集の目というのはきっちり、キャッチするのだなあ。

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★マザーテレサに会ったときにも、ダライ・ラマに会ったときにも感じたあの思いが降りてきた感じ。

★しかも、一般に「思考コード」は難しいからと取材しても編集段階で外されるものだが、News Picksの記者は、思考コードの意味を把握し、PBL型授業の展開を思考コードで説明するアクロバティックな表現をしている。カリキュラム、キャリアデザインなどの肝だということを見抜いている。

★そして、インタビューした田中歩先生の役割もしっかり理解しているのが実によく伝わってくる編集をしていたのに感服。今回の読者の性格を理解し、どういうメッセージを届ける必要があるのか考えながらインタビューに対応していただろうということがわかるのである。

★学校の教師というのは、とかく自分が何をやっているのかを主張して終わりになりがちだが、田中先生は、社会の動き、外との繋がりをきちんと日々感じ、それと生徒がどうかかわりかかわっていくのか考えながら動いている教師だということを記者は見抜いている

★工学院のキーワードを普遍的にまとめるコーナーまでアレンジしているのである。そこをなんとか伝えたいという編集の心意気がそういうところに溢れているのだ。


★田中歩先生もまた時代を引っ張って行く教師であると思いながら記事を編集していったのだろう。こういう編集が可能なのは、News Picksの編集コンセプトがそのような人との出会いを大切にしているからでもあろう。

★2018年もあとわずかで終わろうとしているクリスマスの日。すてきな息吹のプレゼントに感謝したい。記者の方、そして田中歩先生、未来を、希望を、生きる意志をありがとうございます。

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