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2018年12月19日 (水)

New Powerの学校×教師(11) 千葉カンファレンス 参加者と未来への想いを熱く共有する 大橋清貫先生の話の重要性

★先日の日曜日、開智国際大学で、「21世紀型教育千葉カンファレンス」を開催。1条校で、独自のインターナショナルクラス、STEAM(本科)クラス、MST(メディカルサイエンステクノロジー)クラスをデザインした三田国際学園の大橋清貫学園長のトークは、静かな情熱で未来の学校、生徒、教師、大学を映し出した。

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★おそらく、外部のカンファランスやセミナーなどで大橋先生が語る内容としては、本邦初公開だっただろう。というのも、在校生の保護者向けの講演の内容を紹介したからだ。

★今までは、学校説明会で話される内容がベースのものが多かったが、今回は、つい先日話された内容を中心にした。

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(先日の在校生の保護者対象講演会で大橋清貫学園長は、三田国際学園の教育の全貌を語った。)

★これは、共学化、校名変更、21世紀型教育の先鋭的な推進を行ってきて、4年目を迎えるが、実際に期待以上の教育活動やその成果が生まれたため、説明会などで語っていることとその実際が同期していることのアイデンティティの証明ができたからである。

★21世紀型教育は、21世紀型組織づくりがなければできないし、21世紀型経営ができなければ、その組織を支えられない。そして、なにより、それらを実施するのは、教師と生徒であり、彼らもまた21世紀型人間という成長を遂げなければならない。

★これらが、すべて有機的につながっていなくては、相乗効果、つまり化学反応は生成されない。

★三田国際学園は、それが100%実施されているPBL型授業で有機的につながり、好循環を生みだしている。

★保護者は、そのPBLの様子を子供から聞いているし、保護者参観でも実際に目で見ているから、大いに納得し、共感する。

★大橋先生とトークセッションをさせていただいた私は、一貫して、大橋先生の語る三田国際の教育の要素について、保護者がどのような思いで聞いているのか、保護者のどのような望みがかなったと言えるのか、質問した。

★ある意味、大橋先生のトークは、教育投資者である保護者に対しアカウンタビリティを果たす内容に等しく、だからこそ、保護者との信頼は深まり、その教育の質の良さが口コミで広まる評判作りが見事にできていることを、参加した先生方と共有できたと思う。

★2040年がどんな世界が待っているかを保護者ともちろん生徒と共有することの重要な意味や学びの相乗効果の話をはじめ、ふだん聞くことのできない多角的な大橋先生の戦略的視点が披露されたのだった。

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