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2018年12月18日 (火)

New Powerの学校×教師(07)香里ヌヴェール学院の希望

★香里ヌヴェール学院は、試験休み。ミーティングがあるのだが、少し早くついたから、仕事をしようと思った。ところが、体育館からも教室からも明るい声が聞こえてくる。何だろうと思っていると、スペシャル講座が行われているという。

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★体育館では、バスケットやバレーボールの試合が行われていた。生徒ばかりで自由でいいなあと一瞬思ったが、よくみてみると、先生方も大勢交じっている。スポーツウェアを着ているから、区別がつかなかっただけだった。それだけ若い先生方が参加しているということだろう。

★生徒VS教師の試合を行っていたのだった。めちゃ楽しい!と生徒も教師も。中学生から高校生まで入り混じっている。

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★教室に足を向けると、日本語でも英語でもない言語の音が交わされていた。なんとアラビア語講座だった。

★イマージョン教育で、破格の英語教育を行っているヌヴェール学院が、なぜアラビア語か。実は、同校の英語教育はグローバル教育がベースだから、世界で使われている言語を知ることは意味があるということだという。

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★異文化理解とはよく言われるが、そのためには、多言語主義的な感覚が確かに必要である。アラビア語は、世界で使われている言語ランキングで5位以内にはいっている。

★英語だけでが世界公用語ではない。まして、やがてイスラム教の人口は世界の3分の1になろうとしている。外国人といっしょに働くようになる日本社会でもある。

★このような講座は実に有益ではないだろうか。

★身体感覚、言語感覚は、ふだんの授業とは異なるスペシャル講座によって、また違う角度から刺激を受ける。

★この講座を開設する先生方も、実はいろいろな教科の先生が、教科以外に学んでいる普段とは違う知恵を活用している。

★まさしく教養の現代化である。

★次回の講座は、eスポーツで世界を席巻している在校生が講師になって、講座を開設すると聞き及ぶ。まさに21世紀型教育の面目躍如。生徒と教師、生徒と生徒が、学び合う環境がどんどん広がっている。 

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