New Powerの学校×教師(06)大阪と千葉で考える
★また、太田先生のレゴシリアスプレイのアイスブレイク用のプログラムのワークショップを通して、具体的にNew Power Schoolが行っているPBL(プロジェクト学習)のエッセンスを体験することもできた。

★もっといえば、世界大学100位以内の海外大学進学準備教育と大学受験勉強の違いと重なってしまう。
★今回、21世紀型教育をベースの学習塾GLICCを主宰している鈴木氏の教え子で、今年ケンブリッジに進学して、はやくも1年目のケンブリッジで学び始めた原さんがゲスト出演してくれた。
★石川先生とのトークセッション、鈴木氏とのトークセッションの場面で、ケンブリッジに進学し、学ぶとは、相当骨太でタフな創造的思考力を有していることが、強烈にフォーラム参加者と共有できた。
★しかし、これは太田先生のレゴのシリアスプレイの学習理論の中心テーマである「HARD FUN」という考え方に通じるものがあり、逆に「言語的思考」が得意な原さんのような発想を、「レゴ思考」によってアートやクラフと作りを通して言語化していけば、原さんのような思考成長が可能ではないかという希望も見えた。
★従来の大学受験勉強は、基本的に優勝劣敗システムだから、原さんのような東大を超える知を身につけることはできない。
★しかし、落合陽一氏がSTEAMのベースになる、言語的アプローチ、物理学的アプローチ、数学的アプローチ、アート的アプローチを統合するメタ視点(それは何か?本日のカンファレンスで)を身につけるば、誰でも、原さんにケンブリッジ大学が要求した骨太でタフな創造的思考力を身につけることが可能になる。
★このSTEAM教育の1つの学びの場を提供するのが「レゴ思考」であろう。確かに、これもone of themで、もっと多様な学びの方法はあるだろうが、おそらく多様な学習理論を包括している「レゴ思考」に勝てるものは、なかなかあるまい。
★21世紀型教育機構は、ここに挑戦する。IBやケンブリッジ大学は、制度上ファーストクラスを対象とすることしかできないが、HTHや水都国際のように、もう少し公平な学習環境づくりに挑戦するところもでてきた。そこは21世紀型教育機構と共通する部分もある。
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