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2018年12月26日 (水)

【2019年度首都圏中学入試(03)】 工学院 生徒の存在意義を際立たせる教育こそ受験市場で魅力が伝わる

★工学院大学附属中学校・高等学校は、今年本格的な21世紀型教育改革3年が過ぎ、4年目に入った。今年はじめは、実は暗雲が学内にはたちこめていた。ジェフリー・ムーアのキャズム論――3年間は、市場は、新しいことに興味がわくが、そこから先、市場評価が続くかどうかは保証ができない。キャズムという溝にはまって、失速することが大いにあり得るというマーケティング理論――通りになってしまうのはないかという不安があった。

★しかし、1年かけて、その不安は、一掃された。キャズムを見事に飛び越えた。実は、不安というものは、外部にあるのではなく、自分たち自身の心の中にあるのだと気づき、一丸となって払拭した。議論も激しくしただろうし、それは絶えることはないだろうが、一方でものすごく協働的な動きが広がっている。

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(昨日25日クリスマス説明会で、吹奏楽部が演奏。受験生と保護者を明日へ吹く風が柔らかく包み込んだ。写真はすべて同校サイトから。)

★学内の人間関係のダイナミクスは、教師同士だけではなく、生徒同士にも広がっている。未来への意志が共有されていった。

 

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★2020年からの大学入試改革に直面する高校受験生は、キャリアデザインを早急に組み立てる必要に迫られている。しかも、自分たちの未来は、確実に今のままではない。その不安をいっしょに取り除き、希望を生み出す実践をすでに行っている工学院は、魅力的な学校として共感を得た。高校入試は大人気になったのだ。

★全コースに「ハイブリッド」という名付けがなされている。これは、自分たちの未来は多様性に満ちているわけだから、多言語、多才、多様な個性と協働していく必要がある。タレント(自分の才能)を見出し、それを発揮できる技術(テクノロジー)を身につけ、そのことが社会に世界に貢献する(トレランス)ことになるキャリアデザインを描いている先輩たちが説明会で新しい工学院の学びについて語りかけ、成果をプレゼンする姿は、自分たちにとってのロールモデルだと共感したに違いない。

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(日本で唯一のケンブリッジスクールとして認定されている工学院。そのハイブリッドインターナショナルクラスの説明に 、受験生・保護者は真剣に耳を傾ける)

★それは、中学入試においても同様だ。STEAM教育とグローバル教育の破格な実践は、子供たちが自ら未来を開く3T(タレント・テクノロジー・トレランス)を身につけられる魅力的な教育環境である。

★論より証拠、クリスマス説明会の個人相談が行われたラウンジでは、生徒によるマイクラなどのワークショップが行われる程だった。PBL型の授業は、生徒がいろいろな活動する時のワークショップのプロトタイプになって波及効果がここまであるのかと先生方はそっと感動していたに違いない。その陽だまりの眼差しを生徒に向けている様子がイメージできる。

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★教務主任の田中歩先生からは、こんなメールをいただいた。

昨日、クリスマス説明会で生徒が自分たちで設けていたブースはものすごく良かったです!教員がやる想定だった相談ブースを生徒がジャックして、しかもそこがものすごく盛況!!自分が考えているALにおけるPBLが見えた瞬間でした!

★工学院の生徒は、ニューヨークをはじめ世界中ではやくも活躍しているし、未来のものづくりでも大きな成果をあげている。だから、自ら受験生・保護者に語りたいことが胸いっぱいに膨らんでいるのである。

★かくして、人口論的成長論から内生的成長論(今年ノーベル経済学賞受賞者ポール・ローマー教授の理論)にシフトする今後の経済理論の最先端モデルを工学院は受験市場で提供することになるだろう。

★教師も生徒も、共に学び励まし合い難局を乗り越える。ハリポタの魔法学校そのものである。

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