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2018年12月22日 (土)

「中学入試と未来予測」(2)中村伊知哉氏 登壇!

★サプライズゲストとして、中村伊知哉氏が登壇。2020年4月に、「i専門職大学」を開講する。学長として墨田区からイノベーション人材を輩出する。大きな旋風が巻き起こる期待が各領域からかけられている。


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★思い出すのは、私自身が社内ベンチャーよろしく教育研究所を立ち上げた1998年に、光を放っていたのが伊知哉氏だった。通信・放送 融合政策、インターネット政策を政府で最初に担当し、橋本行革で省庁再編に携わって、小泉政権に橋渡し、日本のインターネットによるイノベーションを最初に実行した一人ではなかったか。退官して渡米し、MITメディアラボ客員教授として、日本にエールを送り続けていた記憶がある。

★そのインパクトを受けて、研究所を立ち上げたときから、同僚とサイトを立ち上げたり、ブログを書いて明日の教育を取材しつつ発信してきた。セミナーやワークショップもやってきたし、Hondaやストラスブール大学などとも連携してきた。

★あれから20年。政府関連の仕事で今も座長として活躍している伊知哉氏が、またもや政財界を巻き込んでi専門職大学を拠点に、日本の知のパラダイムシフトを生みだそうとしている。

★日本の未来は、政治経済を脱構築する知とテクノロジーの再編が必要だが、ICT×ビジネス×英語をダイレクトに高等教育につなげてダイナミックにやってしまおうというのだ。ワクワクするようなウネリがうまれるのではないだろうか。

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★企業人や起業家として成功したその分野の第一人者が客員教授として名乗りを挙げているそうだ。100人態勢でいこうかと思っていたが、もっとやりたちという方が集結しているという。いかに世の中が期待をかけ、注目しているかがわかる。あの落合陽一氏も参加するそうだ。

★参加していた先生方は、ここでピンとくるわけだ。中学受験生の親は、このような企業人や起業家と価値意識はシンクロしている。だとしたら、中等教育もこの流れでいけば、未来は開けると。

★北氏と山下氏のビジョンである新タイプ入試の重要性はやはりもっと大胆にやっていいのだと。

★中村伊知哉氏の野望は、学生という概念をすっ飛ばし、全員が起業家として在籍し、挑戦する。もちろん、失敗しても大丈夫なように、というか失敗するのは当たり前だから、そのケアとして株式会社i専門職大学も創設しておくなど、ラディカルな挑戦をしようというのである。


★教育特区は、ある意味実質何をやってもよい。だから、そういう大胆な試みができるのだが、そのような場を形成したというのが、やはり凄い。

★まさに未来を開くパスポートを手にいれる新しい高等教育機関である。

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