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2018年11月 4日 (日)

和洋九段女子 豊かな教育の質 (グローバル×STEAM)/PBL (2)

★大学入試における創造的才能を見出す探究総合型入試への移行を支えるのは、中高でもPBL型授業を推進することだが、その最高のモデルが和洋九段女子にある。そこで、保護者会では、同校のPBL型授業をひとつのこれからの新しい教育のモデルとして標準搭載して、いろいろな学校説明会を見て欲しいと。対比ができるからより多角的な視点で学校を見ることができるだろうと提案した。

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★上記写真を見ながら、どの教科の授業でも、PBL型で生徒は、全員タブレットを辞書やノートのように携帯し、調べたり、レポート編集をしたり、教室で共有したりしている姿を映した。

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★プレゼンも、フォーアンルな場だけではなく、普段の授業でも必ず行っている。

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★グローバル教育の拠点は英語の授業。ネイティブスピーカーの教師が多い。日本に居ながらにして、グローバルな多角的な対話ができる。しかし、一方で日本人の英語の先生もしっかりオールイングリッシュ。

★ネイティブスピーカーの教師と日本人教師が仲間となって生徒の学びの環境をつくっている。一見当たり前のようだが、多くの学校で、両者の中はそう簡単に良好ではない。ここに異文化理解の難しさのヒントがあるぐらいだ。

★ところが、和洋九段女子は実にすてきな絆を形成している。グローバル教育がうまくいくかいかないかは、ネイティブスピーカーの教師と日本の教師が考え方感じ方文化の違いを乗り越えてパワフルなチームワークをつくれるかだ。ここにも同校がモデルになる理由がある。


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★このように、PBL型授業、グローバル教育は、他校に比べれば、とくに女子校においては、規格外の教育展開なのだが、ICTを使うだけではなく、創る側の立場で超小型コンピュータ=ラズベリーパイをつかって、実際にIoTやプログラミングつくりをやっていくという点では、突出しているといえよう。


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★女子校と言えば、さすがに花嫁修業の教育とか女性らしさの育成を前面にだす学校は少なくなってきたが、英語教育に偏る傾向は否めない。そんな中で、桜蔭や豊島岡は、東大合格、医学部合格にこだわり、女子校の中で注目を浴びてきた。

★今、和洋九段女子は規格外のグローバル教育と女性科学者の道を拓くきかっけになるSTEAM教育で突出しようとしている。日本の女性科学者の割合が少ないのは、国際的に問題になっている。和洋九段女子はその解決に大きな影響を与えるだろう。

★これには、さすがに起業している父親やICT関連企業で活躍している父親が目を輝かせた。「ラズパイ」を女子校で耳にし目にするなんてと。学校長中込先生のもとに、もっと詳しく話を聴きたいと幾人も個別相談ブースにやってきたそうだ。


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★このような規格外の教育活動が学校全体で取り組めるには、理由がある。ルーブリックという認知的能力と非認知的能力が、きちんとコーディングされているからである。このルーブリックを全教員、全生徒が共有しているから、その都度、授業をどこまで深く思考したりオープンマインドにしていったりすればよいのかデザインできる。

★生徒も、自分はどこまで深く考え、Growth Mindsetできているか振り返ることができる。弱みを強みに変容できるのだ。

★今回、先生方は、受験生のために、ルーブリックに沿った「ルーブリック問題集」を、作成した。保護者は、その問題集の陳列コーナーに走り寄り、追加しなければならないほどの人気を呼んだ。

★一粒のルーブリックの種が、こんなに多様で規格外のダイナミックで美しい教育の花を咲かせている。和洋九段女子の魅力は、これからどんどん輝いていくだろう。

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