三田国際 最強の教師陣
★デジタルカメラの写真では、わかりにくいかもしれないが、校舎から天を見えれば、キャンパスを要に雲が扇状に広がっているのがわかるだろうか。たまたま雲がそのように動いているだけだなのだが、三田国際の先生方のパッションがキャンパスから天に向かって広がっているような気がした。
★もちろん、それは単なる自然現象で、そのような意味は、私が勝手にそう思い込んだだけなのだが、そう思い込ませるだけの印象を、先生方が私に刻印したのである。
★3会場同時開催と聞いたときに、みなさんはどう思われるだろうか。1つの会場5人の先生がスピーチをする。入試傾向の全体像とその傾向の根拠について語る教師と4教科の教師が話したのである。
★5人話すので、3会場でも、時間をズラして、ローテーションして話せばよいわけだからなんなくこなせるだろうと思っただろうか?
★ところが、ローテーションなどしていなかったのだ。15人の教師が、5人ずつ、一会場で話したのである。
★しかも、どの教師も同じクオリティで話すわけである。そうでなければ、参加した受験生・保護者にとって、不公平になりかねない。
★一事が万事、三田国際はこれなのである。教師研修をきっちりやっているということは、ビジョンを共有し、スキルを共有し、同じ物語を語れるようになっているということなのだ。根性論的教師一丸論は、どこの学校でも唱えるが、校長の話と真逆のことをいう教師が説明会で登壇することはしばしばある。
★しかも、その教師は、校長と同じことを言っていると思っているからなかなか厄介なのである。
★根性論的教師一丸論の学校で、よく教科横断的という言葉も出るが、およそ横断的とは言い難いことが起こっている。テーマが同じだけで、やっていることはバラバラなのである。
★教科横断的になるには、テーマや素材が同じだけではだめなのである。教科ごとの特有の思考の壁が残ったままだからだ。1つのことを思考しようというのに、教科がある分、思考が分断され、一貫性がなくなる。
★一貫性のないところには、混乱はあるが、論理的思考力は育たない。付け焼刃のその場逃れの対処療法的な思考力しかみにつかないのである。
★では、三田国際のように教師が有機的システム的に一丸となれるのは、いかにしてか?それはメタルーブリックと思考スキルを教科を超えて共有できているからだ。いわば、メタ基準の共有とでもいおうか。
★このような教員チームをつくりあげるにはどうしたらよいのか?それはピーター・センゲの「学習する組織」論を読めばよいのか?読むことは必要であるが、それを現実化する方法については、センゲの本には書いていない。対話をすればよいのか?もちろん、必要であるが、対話をすればよいというものでもない。WHYが大事で、HOIWをテクニックとか間違って、拒絶する授業が横行する中で、理念を実現する方法を実装していない学校がほとんどだ。
★HOWは、諸関係の中で根源的な問題を見出し、実際に解決するアクションなのだ。WHYは、もちろん、その過程の一部。諸関係のうちの一つの理由を見出すに過ぎない。表層的な問題にすぐに反応して自己主張し、表面的な根拠を文の型にあてはめる思考停止の方法論の場合が多い。
★それはともかく、教師が一丸となって、そのような根源的な問題を共有し、問題解決するチームを創っていくことはいかにして可能か?それについて大橋清貫学園長とトークショーをする。12月16日(日)、平成最後の21世紀型教育機構のカンファレンスで。
★新刊書でも、対談というより、私がなるべくファシリテーターになって、大橋清貫学園長の教育の作り方を引き出そうと試みた。しかし、その時、聞き逃していることがまだまだたくさんある。12月16日は、そこにチャンレンジしたい。
★一事が万事、三田国際はこれなのである。教師研修をきっちりやっているということは、ビジョンを共有し、スキルを共有し、同じ物語を語れるようになっているということなのだ。根性論的教師一丸論は、どこの学校でも唱えるが、校長の話と真逆のことをいう教師が説明会で登壇することはしばしばある。
★しかも、その教師は、校長と同じことを言っていると思っているからなかなか厄介なのである。
★根性論的教師一丸論の学校で、よく教科横断的という言葉も出るが、およそ横断的とは言い難いことが起こっている。テーマが同じだけで、やっていることはバラバラなのである。
★教科横断的になるには、テーマや素材が同じだけではだめなのである。教科ごとの特有の思考の壁が残ったままだからだ。1つのことを思考しようというのに、教科がある分、思考が分断され、一貫性がなくなる。
★一貫性のないところには、混乱はあるが、論理的思考力は育たない。付け焼刃のその場逃れの対処療法的な思考力しかみにつかないのである。
★では、三田国際のように教師が有機的システム的に一丸となれるのは、いかにしてか?それはメタルーブリックと思考スキルを教科を超えて共有できているからだ。いわば、メタ基準の共有とでもいおうか。
★このような教員チームをつくりあげるにはどうしたらよいのか?それはピーター・センゲの「学習する組織」論を読めばよいのか?読むことは必要であるが、それを現実化する方法については、センゲの本には書いていない。対話をすればよいのか?もちろん、必要であるが、対話をすればよいというものでもない。WHYが大事で、HOIWをテクニックとか間違って、拒絶する授業が横行する中で、理念を実現する方法を実装していない学校がほとんどだ。
★HOWは、諸関係の中で根源的な問題を見出し、実際に解決するアクションなのだ。WHYは、もちろん、その過程の一部。諸関係のうちの一つの理由を見出すに過ぎない。表層的な問題にすぐに反応して自己主張し、表面的な根拠を文の型にあてはめる思考停止の方法論の場合が多い。
★それはともかく、教師が一丸となって、そのような根源的な問題を共有し、問題解決するチームを創っていくことはいかにして可能か?それについて大橋清貫学園長とトークショーをする。12月16日(日)、平成最後の21世紀型教育機構のカンファレンスで。
★新刊書でも、対談というより、私がなるべくファシリテーターになって、大橋清貫学園長の教育の作り方を引き出そうと試みた。しかし、その時、聞き逃していることがまだまだたくさんある。12月16日は、そこにチャンレンジしたい。
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