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2018年11月15日 (木)

未来を拓く学校を探す (8) 12月2日聖学院児浦先生とトークセッション

12月2日(日)、相模女子大中学部・高等部で「私立中コラボフェスタ」(首都圏模試センター主催)が開催。当日、聖学院の児浦先生(21教育企画部長・数学教諭)とトークショーを行う予定。

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(同校の3つの思考力入試のねらいや実施方法、合格者の声などが掲載されている)

★聖学院の思考力テストは、当初2科4科の準備が間に合わないけれど、創造的思考力の潜在的可能性がある生徒の道を拓く入試だった。

★しかし、実際には、2科4科も学び、それ以外の自分の才能も知りたいという生徒が挑戦するようになってきている。

★2科4科の受験方法しかなかった時代は、2科4科では測れない才能者を、2科4科の評価で、その道を阻んできた可能性が高い。

★しかし、一方で、2科4科で合格した生徒すべての子供も、それぞれの才能があるのに、6年間の教育で、基礎学力のみの勉強に終始し、自分の中にある才能を開花させないできた時代があったわけである。

★ところが、聖学院は、思考力入試を開発したことによって、ふだんの授業も思考力を大切にするために、マインドセットやケアのある授業が学内に広まった。そのため、教師と生徒、生徒と生徒の信頼関係が生まれている。

★マインドセットと信頼関係が土台となる授業は、すべての生徒に自分の才能を見つめ、伸ばしていく環境を設定することになる。


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★それゆえ、入学時は、自分の得意な入試でとにかく聖学院に入ることが肝心で、そこから先は、自分の創造的才能を開き、それを実現するスキルや知識を広げ、起業家的な視点や基礎研究の視点まで見出せるようになる。

★その秘密はふだんの授業の中に内蔵されている。これについては、21世紀型教育機構のサイトに記事を掲載しているのでご覧いただきたい。

聖学院 最高の授業(1)
聖学院 最高の授業(2)
聖学院 最高の授業(3)
聖学院 最高の授業(了)


★入試問題は学校の顔である。聖学院の「入試―カリキュラム―キャリアデザイン」、すなわち「アドミッションポリシー―カリキュラムポリシー―ディプロマポリシー」が、生徒の精神と知の両面の成長を生み出していく一貫性をいかに有しているか、児浦先生と対話できるのが楽しみである。

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