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2018年11月26日 (月)

未来を拓く学校を探す (18) BYOD導入した鴎友学園女子の意味

★この記事の意義は、一つには、各国に比べ、女性の研究者の割合が低い日本にあって、鴎友学園女子は科学に力をいれていて、実際に女性研究者のOGがこの記事を書いているというところに、鴎友学園女子のプレゼンスの高さがナチュラルにアピールされているということ。

★そして、最近では、1人1台のタブレットやノートパソコンの環境は、多くの学校で導入されているが、まだBYODを導入しているところは少ない。ぱっと思い浮かぶのは、工学院大学付属中高ぐらい。

★BYODかどうかはともかく、鴎友学園女子で紹介されているパソコンの活用方法については、新しいものはない。グーグルクラスルームやロイロノートなどは、多くの学校で活用されている。

★しかし、それがゆえに大事なことは、多くの学校で、このようなICT環境を整えるのは当たり前の時代に一気呵成に進むということだ。

★中学時代にリアルなものを大事にし、高校時代にサイバースペースを大活用するというICTカリキュラムコンセプトは、生徒の成長に即した考え方で、鴎友学園女子の発達心理学の徹底ぶりに感服するが、これは科学的根拠はまだない。

★中学から使おうが、高校から使おうがどちらでも構わない。しかし、大事なことは、洗足学園などもやがて同じように使い出すだろう。

★すでに男子校では、海城学園や城北学園が同様の使い方をしているから、この環境は早晩当たり前になる。2020年がそうだろう。
★それでは、結局何が大事なのだろうか?鴎友学園女子のように、偏差値も高く、英語教育もしっかりやっていて、大学合格実績もよく、おまけにICT環境も整っている。

★同じような環境をいれると、結局偏差値しか差異はないのか?

★ここまでくると、デビッド・ボームのいう内蔵秩序としての対話の差異がいよいよ重要になってくる。

★ボームもまた科学者である。科学者が論じる「対話」。鴎友学園女子の面目躍如なところは、こうして、教育の質の競争という世界を拓くリーダーシップを発揮しているというコトなのだ。

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