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2018年11月25日 (日)

未来を拓く学校を探す (15) 20世紀型教育が21世紀型教育にシフトしにくい理由

★21世紀型教育へのシフトは、避けられない時代の要請であるが、授業が一方通行型授業だったり問答型講義であると、4技能英語とかSTEAM教育とか、ICT教育、プログラミング教育とかいっても画餅であり、たんなるスローガンあるいは広告で、実態は機能が停止してしまう。

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★なんちゃって21世紀型教育をやるより、現状まだ大学入試も大きく変わらなさそうだから、現状のままで頑張っていた方が、今のポジショニングを維持できる。2030年、2040年のことまで考慮する必要はない。そのときになって考えればよいのである。という根強い功利主義的合理主義的考えが横たわっている。

★一方で、4技能英語、STEAM、グローバル、プログラミングなど何をやるのか明快に見える化したうえで、授業をPBL型とかアクティブラーニング型にきちっとシフトして、内生的成長エンジンをつくっている21世紀型教育校もある。

★しかし、まだまだPBL型授業やアクティブラーニング型授業の効果があるかどうかわからないとする保守的な層からすれば、わからないのだから機能していないというすり替えが起こる。よって、20世紀型教育から21世紀型教育へのシフトは起こりにくい現状がある。

★しかし、このような価値観の違いは、いつの世もあり、どの価値観が正しいかなどの証明は歴史以外に誰もできない。ある意味は、これは「信念」なのである。

★21世紀型教育の信念が広く信頼されるのは、2020年の大学入試改革の時である。だから、それまでは、じっくり腰を据えて、生徒の内生的成長を支えるPBL型授業を中心とする教育を行うコトが肝要だという学校が増えてきていることも一方で確かである。

★2020年まで、我慢できるか、できないか。それは、学校の経営陣のリーダーシップと経営陣に勇気を抱かせ続ける学内のチームワーク力にかかっている。そして、シャドーキーパーソンとサイレントキラーの相克が、チームワークを左右するのである。このことは、あまり気づかれていない。

★このシャドーキーパーソンを注目する教育ジャーナリストが少ないからでもあるし、シャドーキーパーソン自身が、縁の下の力持ちのロールプレイをするからでもある。

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