« 【思考コードで】11月のこの時期だから合格戦略の確認(1)全体像と国語 | トップページ | 【思考コードで】11月のこの時期だから合格戦略の確認(3)社会 »

2018年11月19日 (月)

【思考コードで】11月のこの時期だから合格戦略の確認(2) 算数

★算数の確認。

11_2

★算数のA1思考は、計算問題。正答率70%の生徒は偏差値45くらい。正答率80%にあげると、偏差値はあがる。もちろん、そう簡単ではないが、計算手順のタイプの種類をさっと思い浮かべることができるか振り返って欲しい。

1)小数を分数になおしたり、帯分数を仮分数にしたり、割り算を掛け算し置き換えたり、計算しやすいように「置き換えるタイプ」。
2)(   )や掛け算、割り算など足し算や引き算より「優先順位を活用するタイプ」


3)逆算のように、何回も「□で置き換えるタイプ」。その置換手順を丁寧にやっていくのがコツ。

4)通分など「数の性質を使うとあっという間に解けるタイプ」。

5)「創意工夫するタイプ」。しかし、これは典型的なタイプが多いので、結局、知っているか知らないかである。

★1)と2)のタイプは、文章題の中で計算するときに有効。

★3)は等積変形する三角形の計算や速さの計算で役に立つ。

★4)と5)は、規則性の問題のときに役に立つ。

★おそらく、A1思考70%の生徒は、タイプ1)と2)と3)はクリアしている。4)と5)のタイプの問題はどうなっているのか確認しておくとよいのでは。もし、1)や2)でミスが多いとしたら、焦らず途中の計算式を丁寧にならべて書くこと。

★すでにお分かりの通り、このような意識をすると、計算のトレーニングも、A2思考の一行題の問題を解くときにも良い影響を与えることがわかるだろう。

★そして、算数のB1思考は、ほとんどが、大きな問題の最初の(1)(2)で、これは一行題と難度はあまりかわらない。したがって、A1思考、B1思考で、解ける。問題選択の作戦は前もって立てておくことである。


★それと、問題選択の作戦を立てても、時間が間に合わなくては困るから、過去問をやるときには、「時間」を測りながら、どうしたら間に合うのか自分なりに考えてみることは大事。算数の問題のみならず、人生は常に時間は限られているのだから。

|

« 【思考コードで】11月のこの時期だから合格戦略の確認(1)全体像と国語 | トップページ | 【思考コードで】11月のこの時期だから合格戦略の確認(3)社会 »

思考コード」カテゴリの記事