【速報】三田国際の文化祭 未来の研究者であふれる 追随を許さないハイクオリティスクール
★そして、一歩足を踏み入れれば、このRISEの本当の意味は、教育のReformation Innovation Sustinability Evolutionというレトリックになっていることがわかるだろう。もはや中等教育は、教育をやっている場合ではない。研究をやる場なのであると。もちろん、「共創」という人間としての精神は大前提である。
★それはともかく、多様な領域で生徒はプレゼンをしている。その内容は本当に「研究」そのものなのだ。MSTクラスやコースの生徒は、独創的なアイデアを実現するために、仮説をたてて、実験をして、検証して、最終的にそれを英語の論文として仕上げる。
★三田国際の文化祭は、その中間報告の場なのであった。水素がミドリムシを活性化するかどうかを研究している生徒は、自動車会社からも助成金をもらいながら、研究している。そんな実験項目は、教科書になんかない。自分の興味と関心を、世界の痛みを解決する思想や創薬、テクノロジーなどに結び付けていく研究開発を行っている。
★あるチームは、日本全国から土壌を集め、その中から放線菌を抽出する実験をして、そこから新しい抗生物質を見出す涙ぐましい研究をしていた。地球上に存在する微生物はまだ90%も見出されていないのだという。未開の地がそこにあるなら、そこから創薬や医療に役立つ物質を見い出せるのではないか。
★ポリフェノールの生物への影響について研究しているチーム、再生細胞の研究をしているチームなど、 目を輝かせ、鼻を膨らませ、自分たちの研究とその成果、展望を語る。
★今さらりと書いたが、彼らの実験器具は、一般の中高では揃えることができないほご高価なものだ。それが三田国際にあるということは、それだけ真剣だということである。しかし、すべてを揃えることはできない。生徒たちは理研と連絡を取り合って、マシーンを借りることもあるという。

★今年2月、第12回東京大学ESS杯争奪英語弁論大会で、大学生や社会人を圧倒して受賞した高2(当時高1)のキッド 咲麗花 ジェシーさんは、帰国生ではない。オーストラリア人の父親と日本人の母親と日本で育った。

★中学まで栃木にいたのだが、お父さんが三田国際の情報をゲットしてきたのが、同校を選んだきっかけになったという。東大杯をはじめ、獨協大学「第6回全国高校生英語プレゼンテーションコンテスト」で優勝、第7回上智大学全国高校生英語弁論大会「ジョン・ニッセル杯」でも受賞と大活躍。
★キッド 咲麗花 ジェシーさんは、世界の問題に対し私たちがどのようにアプローチしたらよいのか、多くの人にいっしょに考えてもらうには、このようなチャンスに挑戦していく価値があると思っていると語ってくれた。マララさんやエマ・ワトソンさんのような活躍している未来が見えた気がした。
★三田国際という学校。教科書を超えてしまっている学校。18歳を目の前に、すでに地球市民として実社会と接点を求めてめていく生徒がたくさん羽ばたく学校。未来の科学者として研究と開発に没頭する生徒がたくさんいる学校。教師の教育活動から教師と生徒の共同研究活動にパラダイムシフトしている学校。

★このような学園創りはいかにしたら可能か?大橋清貫学園長の新刊著書も店頭販売前に入手できる。ここにあなたの、日本の、世界の幸せのモデルがある。
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