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2018年10月28日 (日)

富士見丘 口コミ広がる インターナショナルスクール以上のグローバル教育

★昨日27日(土)、富士見丘は学校説明会を開催。午前の中学の部を見学したのだが、口コミが広がって、富士見丘のインターナショナルスクール以上のグローバル教育に共感する受験生・保護者が集まっていた。

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★ある意味、時代が富士見丘を支持しているともいえる。というのも、上記写真は、中1生が説明会で、同校の特徴を説明し終えたときに撮影したのだが、今春の中1から新しく変わった制服を着ている。『ブリティッシュ・トラッド』である。

★イギリスの伝統的スタイルで、今年80周年を迎え、グローバル教育を47年前に開始し、今も継続しているイギリスに因んでいるという見方もできる。しかし、実は世界のファッショントレンドは、「トラッド」というシンプルで品を大切にする意匠である。要するにエレガント。

★ジョブスやザッカーバードなどルーズスタイルな米国西海岸のスタイルに憧れるトレンドももちろん廃れることはないが、イギリスや米国東部の偏差値を超える意味でエスタブリッシュな精神、騎士道や武士道に通じるスタイルのルネサンスが起きていると言える。

★そういう意味では、まさに伝統と革新というイギリスのパブリックスクールが歩もうとしているマインドセットと富士見丘はシンクロしていると言える。

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(全国のSGH校の中でも、そのグローバル教育の質は高く評価されている。)

★もっとも、今までは、大消費社会を典型とする市場と歩調を合わせてしまった中学入試の大衆化路線は、このような富士見丘の教育の質感を感じにくくなってきた。

★ところが、米国西海岸のノリをそのまま私立学校の文化に持ち込む学校が公立学校や私立学校で大きなトレンドを起こそうとしている今日、当然それとは違うブリティッシュトラッドに共感する受験生が自覚的に現れてきたのだ。

★彼女たちは、多様な才能を高みに飛躍させる環境をつくっている富士見丘の教育の質感と共感できる。3年くらい前から、帰国生が共感した。

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★当日の学校説明会は、一般生と帰国生の説明会場を分けて実施された。同校の理事長校長吉田晋先生は、「帰国生は必ずしも自分で選択して海外で学んでいたわけではないですね。日本の国のために海外で仕事をするご両親といっしょに日本を離れたわけです。ですから、国と国の境で貴重な体験をしているでしょうが、日本にいたらする必要のない辛い体験もしているでしょう。そのようなみなさんの個々の背景を考えずに教育を行うのではなく、1人ひとり違う状況にきちんと対応できる環境が帰国後こそ必要です。 そのために私たちは多くの帰国生と学園生活を送りながら、創り上げてきました」と。

★インターナショナルスクール以上にきめ細かなグローバル教育を実践していることを説明した。しかも、グローバル教育は、コース別やクラス別ではなく、多様性のある少人数クラス制であることが前提になっているのが富士見丘である。


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(同校サイトのトップページを見れば、良質の教育が行われていることがすぐにわかる。)


★今までなら、帰国生には良い環境だが、一般生には少ないのではないかという世界の教育を知らない、そして世界を無視した教育でよいと思っている心ない人々が、そんなことを言ってきた。

★ところが、時代は、1人ひとり違う生徒の才能を開花する環境づくりの時代である。帰国生にとっても一般生にとってもGrowth Mindsetできる学びの空間は、少人数制である。このことに異をとなえる人はかなり減ってきた。

★ブリティッシュトラッド。時代は、再び質を大事にするようになったのである。

★それにしても、破格のグローバル教育は、今年もすでに公募推薦やAO入試で上智や立教に合格する生徒を輩出している。国内外の質の高い大学に合格することができ、破格なグローバル教育が実施され、授業料も一般の私立中高一貫校と変わらない。

★精神的側面、知的側面、経済的側面すべての側面から考えてみても、有意性の高い学校である。そのことに気づいた受験生の口コミが、中学入試市場で少しずつ広まっているのである。

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