和洋九段女子のPBL 白熱授業!
★システマチックになっているというと何か冷たい感じを受けるかもしれないが、それは全く違う。どの教科も同構造の学び方になっているから、ペアワークやディスカッションでシャイで話ができないとか、間違ったらどうしようとかいうことがないのだ。
★試行錯誤はあたり前だし、友達の話には耳を傾け、考え方や感じ方の違いに素直に驚き、新しいアイデアを考案するのに没頭するというのが学びなのだというのが、和洋九段女子の学びの文化になっているのである。
★21世紀型教育改革実行2年目であるにもかかわらず、これだけの浸透力には、ICTの巧みな使い方が学内で広がっているということもあるだろう。中1から高1までは、1人1台タブレットを持っており、調べ学習は当たり前で、宿題や情報共有もタブレットを介して展開している。
★ICTのシステムとPBLのシステムの両方を生徒が日々活用することによって、生徒は、そのシステムを内在化し、有機的システム思考ができるようになっている。
★つまり、「認識・理解→思考・探究→表現・創造」という同校共通ルーブリックは、教師にとって授業デザインの指標であると同時に、生徒にとっては学び方というメタ認知としてシステム思考に転換されているのである。
★どの授業でも解なき問題が投げられ、多角的に思考し、拡散・分解・統合を繰り返すディスカッションとシステム思考が繰り広げられる。目は輝き、思考に没入し、語り合う内容が心身に満ちる。だからこそ議論は白熱していくのだ。
★このような学びの相乗効果が、改革学年1期生が卒業する4年後に大学合格実績においても実を結ぶのは火を見るより明らかである。
★そして、このようなシステマチックで情熱的なPBL授業を展開できる教師だからこそ、ルーブリックに沿った問題集を編集することができる。すでに、A軸ベースの問題集が国語と算数でできている。和洋九段女子のみならず、いろいろな学校の入試問題を解くにも役に立つ基礎学力を身につけることができる。説明会で入手できる。私も入手した。
★この「B軸・C軸問題集」は、10月20日(土)の入試対策勉強会で配布される。そのときにまだ「A軸問題集(国算)」を手に入れていない受験生には、ちゃんと配布されるということだから安心して欲しい。
★ぜひ「A軸問題集」「B軸・C軸問題集」を手に入れて、解いてみよう。自分の思考の領域
★自分を見つめ、自分を自分で成長させる努力を積むことが合格への最善の道である。和洋九段女子の勉強会は、君がその道を開く絶好の機会となろう。
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