2019年ジャック・マー引退の意味 全く新しい教育の幕開け
★2024年と2040年。このことをきちんと意識していない教師がいる学校は、はっきりいって選ばないほうがよい。たとえ、新しい教育を目指していてもだ。
★ただ闇雲に、時代は予測不能だから新しい教育をやらねばならないと右往左往しているだけでは、学内のくだらない葛藤の渦に自分の子供が巻き込まれるからだ。
★もちろん、だからといって、変わらなくてよいと嘯いている学校は、論外である。
★いずれにしても、学内のGrowth Mindset(GM)派とFixed Mindset(FM)派の葛藤が発生している学校の多くは、 GM派自身が問題であるということに気づいていない。

(まだ私もGE4.0は描きれていない。仲間といっしょに構想している最中である)
★FM派は、今まで通りで日本が沈もうが、子どもたちの未来がどうなろうが、関係ないのである。自分のことしか興味と関心がない。だから、葛藤を生むのは、実はGM派の意識の問題なのである。
★葛藤が発生すると、FM派への不満をいうか、管理職がトップダウンをきちんと行使しないからだという。その通りであるが、だから今まで変わらなかったのだから、それを言ってもどうしようもない。
★GM派が教育及び学校を変えようとする場合、タイトル(肩書)リーダーシップではなく、ナチュラルリーダーシップを発揮して、FM派を巻き込んだり、邪魔しないように抑え込んだりしなければならない。
★そうしようとしたとき、何で自分がという疑問が湧き、疑心暗鬼になることもあるだろうが、それはまだ新しいことをやればよいと思っているだけだからだ。2024年に起ころうとしていること、2040年に起ころうとしていることをしっかり見据え、動かざるを得ないミッションを役職者だろうがそうでなかろうが、人間としてそのミッションを背負うヒューマンプロジェクトを引き受ける覚悟があれば、自分がやらなくて誰がやるのだ、この方向性が間違っているかなんかやってみなければわからないのだから、巻き込みながら軌道修正しながら進んでいこうと思えば、疑心暗鬼も生まれない。管理職や他人のせいにしているうちは、本当の不安がみえていない。
★自分に対する都合の良い不安であるうちは、何も変わらないだろう。他人ごとではなく、確かに自分事ではあるが。もちろん、パワハラなどあれば、文句をいうのではなく、訴訟を起こすべきだ。それは法律問題で、職場の人間関係形成の問題ではない。
★だいたいFM派教師というのは、自分を守ってきた社会が格差社会を生んできたのに、そこで適応してきた教育をやり続けることに何も感じないというのは、本当はどうかしている。
★それはともかく、そのような学内葛藤に気を取られ、逆に自らを見えなくしているのは、2040年以降の時代の変化だ。どうなるかは、わからないが、人類の子供たち一人一人が自ら価値を見出し、その価値を社会や市場でシェアすることで、所得倍増になる社会のシステムをつくるのか。
★生産年齢人口が53%に減ってしまうのに、打つ手がなく、税金だけが高くなって国力は半減し、不幸の悪循環デストピアになっているか。FM派の教師はこのデストピアを引き起こす契機の1つであるということに気づいた方がよい。
★その兆しは、ジャック・マーが来年9月10日の自分の誕生日の日に引退するという。そして、新しいタイプの教育、学校を創っていくという。その9月10日は、中国では教育の日でもあるらしい。AI社会創出の中心にいるジャック・マーが、新しいタイプの学校を創るとなると、今最も進んでいる21世紀型教育推進校である三田国際が標準になってしまう。
★それも見通して、三田国際自身がもっと新しい教育をと進みつつある。しかし、それとてもジャック・マーによって乗り越えられるだろう。したがって、ジャック・マーと連携しようという学校も必ずでてくるはずだ。たぶん、あの学校はもう動いているだろう。
★もうそのときには、良し悪しは別にして、英語とICTはあたり前になっているから、物理的地理空間的条件は超えてしまっている。学費もグローバルオンライン上で簡単に処理されるから、今の学校空間はリアルな学習センターという機能しかなくなるだろう。
★そのときの教師は年収2000万くらい。新人教師というのはそもそも存在しない。新人だとか熟練だとかも全く関係なく、トレーニングされる。精神的な修行と対話と哲学と数学とアートを学ぶ。アートと言っても、今の日本の美大程度では困るが。語学とICTは当たり前だが、AIによって標準搭載された技能を使えばよいだけだ。そして、それ以外はAIと共同して行っていけばよいくらいになっているだろう。
★かくして教師はクリエイティブクラスを生み出す重要な役割を果たす。今の学校の枠組みでは考えても、そんな教師は生まれないだろう。2040年にどんな教師になっているか、それが問題だ。今のまま年収倍欲しいといったって、どこから資金がでてくるのだろう。そういうことも考えないで、ただ要求するのは無理な相談だ。
★ジャック・マーは、今すでに軍事価値と経済価値のコントロール側にいるが、引退後は、教育による文化価値が、政治経済の源泉になるように動くだろう。意識しているかどうかはわからない。そういう動きになるだろうということだ。
★そのとき今の日本の学校はどうするのか?私はその2040年には、この世にいるかどうかわからない年齢である。
★だから、なにもこわなくない。何を言われてもだから何と?人類の子供の未来をデストピアにしないことを考え行動するのみである。それを邪魔したり、陰口をたたく人はどうぞやってください。でも、ちゃんと名乗って言ってきなさい!

(まだ私もGE4.0は描きれていない。仲間といっしょに構想している最中である)
★FM派は、今まで通りで日本が沈もうが、子どもたちの未来がどうなろうが、関係ないのである。自分のことしか興味と関心がない。だから、葛藤を生むのは、実はGM派の意識の問題なのである。
★葛藤が発生すると、FM派への不満をいうか、管理職がトップダウンをきちんと行使しないからだという。その通りであるが、だから今まで変わらなかったのだから、それを言ってもどうしようもない。
★GM派が教育及び学校を変えようとする場合、タイトル(肩書)リーダーシップではなく、ナチュラルリーダーシップを発揮して、FM派を巻き込んだり、邪魔しないように抑え込んだりしなければならない。
★そうしようとしたとき、何で自分がという疑問が湧き、疑心暗鬼になることもあるだろうが、それはまだ新しいことをやればよいと思っているだけだからだ。2024年に起ころうとしていること、2040年に起ころうとしていることをしっかり見据え、動かざるを得ないミッションを役職者だろうがそうでなかろうが、人間としてそのミッションを背負うヒューマンプロジェクトを引き受ける覚悟があれば、自分がやらなくて誰がやるのだ、この方向性が間違っているかなんかやってみなければわからないのだから、巻き込みながら軌道修正しながら進んでいこうと思えば、疑心暗鬼も生まれない。管理職や他人のせいにしているうちは、本当の不安がみえていない。
★自分に対する都合の良い不安であるうちは、何も変わらないだろう。他人ごとではなく、確かに自分事ではあるが。もちろん、パワハラなどあれば、文句をいうのではなく、訴訟を起こすべきだ。それは法律問題で、職場の人間関係形成の問題ではない。
★だいたいFM派教師というのは、自分を守ってきた社会が格差社会を生んできたのに、そこで適応してきた教育をやり続けることに何も感じないというのは、本当はどうかしている。
★それはともかく、そのような学内葛藤に気を取られ、逆に自らを見えなくしているのは、2040年以降の時代の変化だ。どうなるかは、わからないが、人類の子供たち一人一人が自ら価値を見出し、その価値を社会や市場でシェアすることで、所得倍増になる社会のシステムをつくるのか。
★生産年齢人口が53%に減ってしまうのに、打つ手がなく、税金だけが高くなって国力は半減し、不幸の悪循環デストピアになっているか。FM派の教師はこのデストピアを引き起こす契機の1つであるということに気づいた方がよい。
★その兆しは、ジャック・マーが来年9月10日の自分の誕生日の日に引退するという。そして、新しいタイプの教育、学校を創っていくという。その9月10日は、中国では教育の日でもあるらしい。AI社会創出の中心にいるジャック・マーが、新しいタイプの学校を創るとなると、今最も進んでいる21世紀型教育推進校である三田国際が標準になってしまう。
★それも見通して、三田国際自身がもっと新しい教育をと進みつつある。しかし、それとてもジャック・マーによって乗り越えられるだろう。したがって、ジャック・マーと連携しようという学校も必ずでてくるはずだ。たぶん、あの学校はもう動いているだろう。
★もうそのときには、良し悪しは別にして、英語とICTはあたり前になっているから、物理的地理空間的条件は超えてしまっている。学費もグローバルオンライン上で簡単に処理されるから、今の学校空間はリアルな学習センターという機能しかなくなるだろう。
★そのときの教師は年収2000万くらい。新人教師というのはそもそも存在しない。新人だとか熟練だとかも全く関係なく、トレーニングされる。精神的な修行と対話と哲学と数学とアートを学ぶ。アートと言っても、今の日本の美大程度では困るが。語学とICTは当たり前だが、AIによって標準搭載された技能を使えばよいだけだ。そして、それ以外はAIと共同して行っていけばよいくらいになっているだろう。
★かくして教師はクリエイティブクラスを生み出す重要な役割を果たす。今の学校の枠組みでは考えても、そんな教師は生まれないだろう。2040年にどんな教師になっているか、それが問題だ。今のまま年収倍欲しいといったって、どこから資金がでてくるのだろう。そういうことも考えないで、ただ要求するのは無理な相談だ。
★ジャック・マーは、今すでに軍事価値と経済価値のコントロール側にいるが、引退後は、教育による文化価値が、政治経済の源泉になるように動くだろう。意識しているかどうかはわからない。そういう動きになるだろうということだ。
★そのとき今の日本の学校はどうするのか?私はその2040年には、この世にいるかどうかわからない年齢である。
★だから、なにもこわなくない。何を言われてもだから何と?人類の子供の未来をデストピアにしないことを考え行動するのみである。それを邪魔したり、陰口をたたく人はどうぞやってください。でも、ちゃんと名乗って言ってきなさい!
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