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2018年9月27日 (木)

THE世界大学ランキング2019 ポートフォリオは英語で書く時代か。

★26日、今年も英教育専門誌タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(THE)は、「世界大学ランキング2019」を発表。東大は昨年の46位から順位を上げて42位となったが、アジアでは5位。


The

★41位にはフランスのParis Sciences et Lettres – PSL Research University Parisがランクイン。フランスの50位以内ランキング入りは2011年以来で久々。

★さすがに、フランスも英米のこの手のランキングを無視できなくなってきたのだろう。日本も、100位以内には東大と京大しか入っていないけれど、対象大学1250大学のランキングの中に、今回103大学がランキング入りしている。

★米国172校に次ぐとTHEサイトにはある。アメリカの大学の数は2300くらい。日本は800弱。ということは、日本の大学もがんばっているというわけだ。

★このことの良し悪しはわからない。しかし、確かなことは、イギリスもアメリカも、だったら、日本の学生を自国の大学にリクルートしたほうが速いと考えているのではないか。

★要するに、日本の大学入学システムは、優秀な生徒が、この103大学に散ってしまうということなのである。ハーバードとスタンフォードの両方を受けて、ハーバードに入っても、蹴ってしまうことができる。

★日本の場合は、東大と京大の両方を受けることができない。本来東大に入ることができる優秀な人材が、東大を落ちたら、京大に行けないわけだから、東京の私立大学に通う。そこでは、才能がそれほど開花する環境がないから、埋もれてしまう。

★そういう生徒を予めスカウトできないか。それが、eポートフォリオの海外大学の発想である。

★ポートフォリオは日本語だけではなく、英語で書いておくとよいかもしれない。そういう時代がやってくる。

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