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2018年9月16日 (日)

水都国際 究極のオープンスクール(4) 質量ともに圧巻の外国人教師

★水都国際が、今まで誰も体験したことのない学校であるというのは、IBコース以外でも理科や数学を英語で行う時間を設定する予定だというところ。

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★インターナショナルコースとかイマージョン教育とかでも、まだまだ少ないというのに、水都国際は、すべての生徒が、英語で理科や数学を学ぶチャンスを設けている。

★これは実はYMCAだからこそできるのである。つまり、外国人教師のリソースが初めからあるのである。

★だから、教師の40%は外国人教師ということになるのではないか。太田先生と熊谷先生のコラボワークショップが終わったと、外国人教師がずらりと並び、さあこれから理科の授業を行うから、移動しようとエスコートしにやってきた。

★熊谷先生は、気になる大学進学実績も海外大学も国内大学もかなり自信があるのだと語っていたが、2020年以降変わるeポートフォリオを重視する大学入試やAO入試、そして、もちろん海外大学進学には、IB以外のコースも英語で授業を行う経験は、かなりアドバンテージが高い。

★そして、もともとワークショップで示されたように論理的思考力やクリエイティビティを重視する授業が中心であるから、2021年の早稲田政経のように「思考力型入試」には、圧倒的に有利だろう。

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★つまり、大学入試のために勉強するというより、高校時代の学びがそのまま大学入試の時にも役に立つという2020年の大学入試改革の発想にシンクロしている。2020年大学入試改革が世界標準の大学入試に適合しようとして改革しているわけだから、当然の見通しだろう。

★首都圏でも相当画期的でイノベーティブな学校も出現しているが、ここまでやる学校は今のところ水都国際しかない。それができるのは、YMCAというグローバルネットワークとグローバルリソースが豊富だからということだろう。


★何より、このネットワークやリソースは、ハードパワーよりもソフトパワーが中心だというコトが圧倒的に優位なポジショニングである。日本の教育は、まだまだハードパワー重視である。

★このまま日本の教育改革が停滞すれば、今の子供たちが大学を卒業するころに、世界から溝をあけられたまま何もできない状況に追い込まれているであろう。

★そうならにように、再びYMCAが動き出したというコトなのではないか。


★そして、YMCAが思い切って動けるのは、熊谷先生のIBコーディネーターとしての実績に支えられていることは言うまでもない。

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