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2018年9月24日 (月)

【速報】聖学院 自己成長を促す垂直比較の牽引校に

★今月22日(土)聖学院は学校説明会グラブ体験を開催。清水副校長によると、参加者は前年対比111%。クラブ体験はいずれも盛況。思考力セミナーも定員70名がすぐに埋まった。帰国生説明会も例年以上に勢いがあったそうだ。

★なんといっても、クラブ体験における在校生のボランティアが160名を超えたというのだから、驚きだ。教師と生徒は、一丸となって、未来の新入生をもてなしたのだ。その情熱が激しく燃えている様子が目に浮かぶ。

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(この角度から、ハウルの動く城の物語が見える)

★男子校は、まだまだ偏差値競争という水平比較が、生徒間でなされている。偏差値は基礎学力を測る立派な一つの指標であるが、水平比較だけをしていると、それ以外の才能をフルイにかけて排除してしまうこともある。

★その点、聖学院は、一人一人が自分を見つめ、自分自身を乗り越えていく垂直比較を重視している。したがって、高偏差値群の男子校とは違い、偏差値無関係群の男子校で、その新しい評価軸のグループを牽引するヒーロー校だ。

★偏差値無関係というのは、偏差値だけで生徒を評価しないということであり、偏差値優秀生も受け入れる。だから、聖学院には、高偏差値の生徒もいるし、英語がダントツ得意な生徒もいるし、学者顔負けの昆虫博士もいるし、渡辺元竜王のように将棋が得意な生徒もいるし、パラリンピックをサポートし活躍している生徒もいるし、都市開発のデザインに没入している生徒もいるし、起業して弱者に投資する新しい社会貢献起業モデルをつくる生徒もいるし、クリエイティブ思考力が豊かな生徒もいる。

★他人と比較して自分が優れているかどうかより、世界の根源的な問題に自分はどのくらい迫ることができ、本来的成長をどこまで持続可能にできるのか自分が自分自身を乗り越える垂直比較を重視している。

★ハワード・ガードナー教授のいうマルチプル・インテリジェンス(多重知能)を大切にしているのだ。その中でも、「実存的知性」の力は、破格ということだろう。

★聖学院は、未来からやってきた留学生がたくさん集う。日本の未来、世界の未来を救うヒーローアカデミアなのではあるまいか。

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