9・9首都圏模試保護者会 in 石川角次郎の学校「聖学院」 資料
★実は歴代の開成の校長は、聖学院に開成の文化遺伝子が脈々と継承されていることをリスペクト。そして、今150年目にして、教育はようやく変わろうとしている。石川角次郎が日本の近代化の影を払拭しようとして、そのプロトタイプとして聖学院を築いたその精神を継承する先生方とパネルディスカッションできるのは、ハード・ファンという意味でワクワクする。
★今、21世紀型教育とかグローバル教育とか、どこまできちんとやるかどうかは別として、誰もこの方向を否定しないだろう。だから2019年は、これらの教育の質の競争になる。
★聖学院や女子聖学院は、石川角次郎の精神を現実のものとして21世紀型教育を推進しているわけだが、それはグローバル教育3.0まで突き進むことを示唆している。今日は、両校のグローバル教育3.0の実践につて語り合い、今後保護者が説明会フィールドワークを行う際の枠組みを形成する参考にしていただきたいと思っている。
★グローバル教育3.0のカリキュラムポリシーを反映しているアドミッションポリシーの一環である「思考力型入試」についてまずディスカッションする。
★早稲田大学の政治経済の問題が「思考力型入試」に変わるのがトリガーになって、他大学も「思考力型入試」にシフトする。中学入試が多様な新タイプ入試にシフトするのはそれと連動しているが、聖学院はすでに6年前から行っていた。その意図について話を聞けるだろう。
★グローバル教育3.0は、英語4技能の教育だけではなく、SDGsまで射程に入れた教育を意味し、それは海外大学進学のときに求められる骨太の教育の総合力と一致するのだが、聖学院のタイ研修、女子聖学院のパラリンピックサポートプログラムを通して、その真髄に迫りたい。
★7月の統一合判で、志望校登録者数「前年対比増」の学校リストを参考までに挙げる。◎はグローバル教育3.0、〇はグローバル教育2.0、印なしは、グローバル教育1.0。英語のレベル、一方通行型授業か相互通行型授業か、思考力の育成の深さなどの違いがわかる。
★聖学院は、隔年現象で、上記の表にははいっていないが、もちろんグローバル教育3.0を実施している。
★現状の大学入試はグローバル1.0で、十分である。今後はどうなるか。また、大学入試までの教育でよしとするのか、大学出てからの未来の生き方まで考えるのか、いずれを選択するかは私事の自己決定である。その意思決定の際の参考になる保護者会になるよう努めたい。
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