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2018年9月19日 (水)

【グローバル教育3.0】 駒場東邦の国際化の新機軸はじまる

★駒場東邦、その東大や医学部進学実績で、海城学園とせっている。かつては聖光学院とせっていたが、聖光学院の方が先に進んでしまった。しかし、聖光学院も海城学園ももはや東大や医学部の進学実績数だけではなく、それはすでに当たり前のこととして、次のステージに移行している。

Komato

★駒場東邦は、どうするのかと、ふと思っていたところ、風の便りで、国際的な動きに力を入れ始めていると聞き及ぶ。

★詳しくは、これからリサーチするが、サイトをみてなるほどと思った。「国際理解教育」という項目をクリックすると、交換留学、独自の海外修学旅行、大使館訪問、各人の海外研修、模擬国連などのプログラムのラインナップが揃っていた。

★駒東であれば、当然あるものばかりであり、海城学園も聖光学院も当然ある。しかし、そんな中で、上記写真にあるように、KIND:Komaba International Friendship Clubという同好会が今春生まれたというのではないか。

★サイトでは、「 KINDの交流活動で親しくなったオーストラリア ・ シドニー大学から東京大学に留学中のJulian Vidal君が本校に来校し、中学2年生へ話をしてくれました」と記されているが、これがどんなに大きな第一歩か。

★駒東の生徒が主体になって、世界大学ランキング100位以内の大学生やそこに進学する世界の中高生との交流が加速することは目に見えている。それは八雲学園がラウンドスクエアに加盟した時にすぐにそうなったことを想起すれば、論理的必然といえよう。

★東大をはじめとする世界大学ランキング上位の大学にすでにほとんどの生徒が進学している。ネットワークはすでにあるようなものだ。

★だいたい、帰国生入試はないけれど、隠れ帰国生がたくさんいるのが駒東だから、この動きはあっという間に拡散するだろう。

★これから議論されることが予想されるインパクトグローバルリーダーシップという新しい概念について、生徒の方がいちはやくキャッチするはずだから、駒東のグローバル教育は、早晩今のGE2.0からGE3.0にシフトするのは目に見えている。

★2020年以降、マルサスの人口論は、まだまだ健在だから、教育も国内だけでは成り立たない現実に遭遇する。駒東は、その準備を水面下でしっかりとしているのではなあるまいか。

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