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2018年8月29日 (水)

日野田校長 宇宙から学校を眺める本出版

★生徒が読んでも勇気がでるし、教師が読んでもポジティブになれるし、理事長・校長が読むとマネジメントの極意を知ることができる。

★保護者が読めば、学校選択を偏差値ではなく、フィックスマインドされていない学校かどうか、多様性に満ち溢れている学校はどこか、偏差値表から視線を地平線に水平線に世界に投じるようになるだろう。

★私がススメなくても多くの人が読むだろうから、中身について触れる必要はないが、2つ感動したことをメモしておきたい。

★未来の学校は、遠くギリシア時代のアカデメイアのように、対話型の空間を大事にするようになるという。「対話」といったときに、プラトンまで遡る人はあまりいない。しかし、教養もさることながら、当時のパルテノン神殿から夜天空を見れば、宇宙と直結したような世界が広がっていた時代である。

★グローバルどころか、コズミックフォースが脳神経系と身体中にあふれ出ていただろう。そこに学校のプロトタイプの視座をマインドセットしているところがやはり怪物のなせる業である。

関連記事)怪物 東京に現る。首都圏の教育を創造的に破壊にする。 

★それから、最後のページを、「18歳の自分へ」と題して、十の視点を提供している。僕は18歳ではないというか、赤いポロを羽織るジジイであるけれど、自分を鏡に映してみたくなった。項目ごとにリフレクション(反射)してみよう。

①本を読もう。:なるほど買っ読・積ん読・放っ読、そして今回もそうだが、斜め読みだ。いきなり適当な人生だったのかあ(汗)。

②深呼吸しよう。人生は意外となんとかなる。:そうは思っているが、成果はでていない(汗)。

③旅に出て、視野を広げよう。:旅の話を多くの人から聞くことでごまかしている自分である(汗)。

④叱ってくれる人を大切にしよう。:叱ってくれる人は山ほどいるが、するりと逃げてきた人生だなあ(汗)。

➄礼儀を大事にしよう。」:いつも礼を失して、反省ばかりしている(汗)。

⑥下積みを大事にしよう。:やはり逃走していた(汗)。

⑦チャンスは、一度しか来ない。:なるほど機を逸したということか(汗)。

⑧物事をポジティブにとらえよう。:ウム。基本ネガティブである(汗)。

⑨できない理由より実行するための方法を。:正当化、理屈、口実・・・ばかりだ(汗)。

⑩人生は逆張りしよう。:虚勢は大いに張っているが(汗)。

★なんと、汗だくではないか。人類の子供たちのために、反面教師としての存在の価値ぐらいは残っているかもしれない。そうポジティブに考えてみようか。すくなくとも、長女は、私とは、真逆の生き方をしている。親として役割を果たせているのかもしれない。


★こんど日本に帰ってきたら、またじっくり対話してみよう。そんなきっかけを提供してくれた日野田校長に心から感謝したい。

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