東京都私立学校展で（６） 女子聖学院 世界に通じる思考力の育成

★昨日聖学院のブースには、前年比130％の受験生がやってきてたが、女子聖学院にも受験生がかけつけていた。男子校聖学院は、21世紀型教育機構加盟校の中で、やはり最も先進的な思考力入試を実施していると、メディアをはじめ各方面から高い評価を受けている。

（右下で、受験生の保護者と対応しているのが、広報室長佐々木先生）

★そして、女子聖学院もまた、論理的思考力育成のディベート教育など優れた実績を持っている。ときどき、聖学院と協働で学びの研究会を行っているが、知識注入型の学びではなく、深く探究する学びの方法論と精神を共有できる土壌がある。

★ここ最近東大も合格しているし、大学合格実績もなかなかのものである。

★また、以前ホンマノオト「2019年中学入試の新フレーム（175） 女子聖と聖学院はTeam Beyond！」でも取り上げたが、女子聖学院が聖学院をリードする形で、2020年パラリンピックに向けて、東京都が呼び掛けているTeam Beyondに、両校とも参加している。両校の生徒が協働しながら、パラリンピックバスケットチームを応援するプロジェクトを立ち上げているのだ。その活躍している姿は、男女別学校という雰囲気である。


★このような両校の活動は、今後広まっていくだろうが、その相乗効果はかなり大きいものとなろう。

★今のところ、じわじわと人気がでてきているのだが、女子聖学院は、やはりこのポピュリズムの時代にとっては、少し格式が高い感じがする学校である。

★生徒募集のために、ポピュリズムに迎合することはない凛とした姿勢に感動すらする。おそらく、この現状を打破するには、ポピュリストたちも驚くような圧倒的な真理をアーティスティックに柔らかく語る生徒が出現することだろう。

★知性と慈悲とGrowth Mindsetを有した存在。すでに広報室長の佐々木先生がそういう人格者だから、そのバックには、佐々木先生をロールモデルにした生徒がたくさんいるはずなのだ。

★生徒に影響を与える教師力とはすさまじいものである。最終的に学校選択の決め手は、なんてったって、教師力！これである。