【ザ教師】 児浦良裕先生 <私>を捨てて時代を創る
★しかし、すべてはプロジェクトベースの活動で、動きに無駄がない。もちろん、プロジェクトだから、試行錯誤だらけである。だから、合理的効率的というわけでないが、それは織り込み済みで、ループが幾重にも循環する「システム思考」になっている。
★したがって、外から見ていると、タスクベースでみるしかないから、尋常でない忙しさだが、本人の内蔵秩序からすれば、すべてがつながり、循環しているから、自然体なのだろう。
★どうして、そんなシステムが出来上がっているかというと、天性の才能ということもあるだろうが、実に勉強家である。プロジェクトリーダーを、聖学院生に伝授するときに、決して我流ではなく、その道のプロを呼び、その方の本をきっちり読んで、自分の血肉にする作業を通す。
★そして、中1の担任から高3の担任まで行いながら、生徒と共にさらに成長する。サマープログラムの1つ蝶ヶ岳に生徒と登りながら、生徒の息遣いを感じながら、登頂する。そのとき、この行事の精神的意義を共有する。
★自然の荘厳さ、自然と精神の親和性、自然の向こうにある超自然的な存在などを感じ入り、社会に戻ってきたときに生徒と共に、自分たちは何をすべきか内省する。
★そんなマインドフルネスに満ちながら、聖学院、女子聖学院の先生方と協働して、授業を生徒の成長の場となるようにアップデートしていく。
★その過程で、社会に通じる学び、社会を変える学び、その前に自分が変わる学びが生まれてくる。それが東京パラリンピックのアスリートの応援活動などにもつながっていく。社会に通じ、社会が変わり、自分も変わる学びとは、結局多様な関係を結び付けることであるということに生徒たちは気づき、行動する。
★関係を結びつきつけるとは、関係を見えなくしたり、分断したりしている障害である壁を見出し、うち砕くことである。関係を生み出す作業は、生半なものではない。愛と創造と勇気がいる。
★聖学院は、タイ研修で、そのことを痛いほど知っている。児浦先生は、その痛みを、タイに行ったときだけではなく、日本にいても、実は隠されているだけで、同構造のゆがみがあることに生徒と気づくプロジェクトを立ち上げる。
★北区の自治体と都市デザインをするプロジェクトを立ち上げたのもそうだ。スマートシティーだとかコンパクトシティーだとかソサエティ5.0だとか行政政策上の話も織り込みながら、行政政策では見落としてしまう視点を見出し共有する。
★特に女子聖学院の生徒とコラボすることによって、今マスコミが暴いている隠されてきた抑圧関係に、自分たちのメタ認識で気づく男子生徒が生まれてくる。
★この抑圧関係を生み出す装置が日本の従来の受験指導であったことも否めない。児浦先生自身が教師としてのパラドクスやジレンマに直面し、真のジェントルマンを育成する男子校とは何か問い返すことにもなっている。
★その過程で、社会に通じる学び、社会を変える学び、その前に自分が変わる学びが生まれてくる。それが東京パラリンピックのアスリートの応援活動などにもつながっていく。社会に通じ、社会が変わり、自分も変わる学びとは、結局多様な関係を結び付けることであるということに生徒たちは気づき、行動する。
★関係を結びつきつけるとは、関係を見えなくしたり、分断したりしている障害である壁を見出し、うち砕くことである。関係を生み出す作業は、生半なものではない。愛と創造と勇気がいる。
★聖学院は、タイ研修で、そのことを痛いほど知っている。児浦先生は、その痛みを、タイに行ったときだけではなく、日本にいても、実は隠されているだけで、同構造のゆがみがあることに生徒と気づくプロジェクトを立ち上げる。
★北区の自治体と都市デザインをするプロジェクトを立ち上げたのもそうだ。スマートシティーだとかコンパクトシティーだとかソサエティ5.0だとか行政政策上の話も織り込みながら、行政政策では見落としてしまう視点を見出し共有する。
★特に女子聖学院の生徒とコラボすることによって、今マスコミが暴いている隠されてきた抑圧関係に、自分たちのメタ認識で気づく男子生徒が生まれてくる。
★この抑圧関係を生み出す装置が日本の従来の受験指導であったことも否めない。児浦先生自身が教師としてのパラドクスやジレンマに直面し、真のジェントルマンを育成する男子校とは何か問い返すことにもなっている。
(聖学院には、児浦先生が信頼するジェダイマスター内田先生がいる。内田先生の思考力セミナーもパダワン創造的才能者を引き寄せる魅力がある。)
★この問いに突き動かされ、学外のネットワークを学内につなげる教師などそういない。FAGAをつなぐ派手な教師は山ほどいるが、その行為が従来型の経済優先で、人間の信頼関係ベースの新しい経済を生み出す聖学院の教育活動の壁となる。
★そういう怪物教師が跋扈する神々の現代にあって、児浦先生は人類の子供たちにとって、ジェダイ・マスターなのかもしれない。聖学院の教育活動は、スターウォーズでいえば、共和国側の活動だ。
★そんな児浦先生と静岡聖光学院の植田克彦先生(数学科主任)がコラボして、思考力セミナーを実施する。FAGA型経済優先教育を行う帝国型学校と信頼関係ベースの新しい経済を生成する教育を行う共和国型学校のどちらが選ばれるか。2019年の中学入試の動向は、時代の動きと連動していて、見逃せない。
★なお、帝国型教育も共和国型教育も、どちらも21世紀型教育であることに変わりない。20世紀型学歴社会を創造的に破壊しようという動きは同根なのである。
★この問いに突き動かされ、学外のネットワークを学内につなげる教師などそういない。FAGAをつなぐ派手な教師は山ほどいるが、その行為が従来型の経済優先で、人間の信頼関係ベースの新しい経済を生み出す聖学院の教育活動の壁となる。
★そういう怪物教師が跋扈する神々の現代にあって、児浦先生は人類の子供たちにとって、ジェダイ・マスターなのかもしれない。聖学院の教育活動は、スターウォーズでいえば、共和国側の活動だ。
★そんな児浦先生と静岡聖光学院の植田克彦先生(数学科主任)がコラボして、思考力セミナーを実施する。FAGA型経済優先教育を行う帝国型学校と信頼関係ベースの新しい経済を生成する教育を行う共和国型学校のどちらが選ばれるか。2019年の中学入試の動向は、時代の動きと連動していて、見逃せない。
★なお、帝国型教育も共和国型教育も、どちらも21世紀型教育であることに変わりない。20世紀型学歴社会を創造的に破壊しようという動きは同根なのである。
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