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2018年8月31日 (金)

【思考コード分析11】 勉強以外の尺度を思考コードで見る

東洋経済ONLINE(2018/08/30 6:00)に、石田勝紀氏(一般社団法人教育デザインラボ代表理事、都留文科大学特任教授)の記事が掲載されている。 要は、「勉強以外の尺度で自己肯定感が満たされると、偏差値も上がり出す」という趣旨が述べられている。その通りだと思う。ワクワクする自分がそこにいるという実感は大切だ。

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★それで、その尺度とは何かというと、石田氏は、次のように述べている。

人との話をすることができる、モノを作るのが上手、心理を読むことができる、コツコツを言われたことをしっかりとこなすことができる、記憶が得意、分析が得意、絵を描くことが得意、反射神経、楽器ができる、歌が上手、料理が得意、整理整頓できる、外国人とも自然に話せる、お金を稼ぐことができる、組織を動かすことができる、などなど。まだまだ尺度は星の数ほどあります。

★たしかに、星の数ほどあるのだが、列挙されている尺度の項目を、思考コードでカテゴリー分けすると、上のようにシンプルになる。もちろん、それぞれの項目の詳しい条件がないから、あくまで仮説だが。

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★とりあえず、どの項目がどの思考軸に対応するかまとめただけだが、勉強以外の尺度で自己肯定感をもつということは、それぞれの軸を極めていく行為に抵抗がないということでもあるから、レベル3までのめりこんでいくだろう。

★実はA3もB3もC3も、突出とか突破とか限界ギリギリの自覚とかそういう境地になっているから、自己変容をもたらす状態になっている。

★他者と比較する水平比較では、人よりよければ、とりあえずそれでよいから、そんな極限まで行く必要はない。そして、いつ自分よりできるヤツが現れるか不安であり続ける。自己肯定感は低くなる。

★ところが、自分と対峙しながら、自己陶冶していく垂直比較では、自分を乗り越える実感という自己肯定感が満ちるというわけだろう。

★どの軸であろうと、レベル3に立った時、かなたが見えるポジショニングを確保したことになる。 そうしたら、次に自分は何をするかまた挑戦が始まるだろう。


★自己肯定感とは、自分自身のポジショニングをゲットするというコトだと思う。

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