東京都私立学校展で(10) 和洋九段女子 他校にない新機軸を打ち立てることができるわけ
★グローバルな世界から日本を見ると、自分たちにとって当たり前と思っている歴史や芸術作品、上下水道から道や線路、電気、空路など複雑なインフラ、マインドフルネスの道という精神性など貴重な資源が山ほどある。
★同時に、日本から世界を見れば、日本が先頭に立って、SGDsで目標となっているグローバルゴールズに到達できる問題解決ができる方法をシェアできるというコトに気づく。
★自分たち私立学校でさえも、東京エリアという一つの空間に約200校の私立中高一貫校があること自体奇跡である。
★STEAM教育は確かに重要であるが、シリコンバレーが注目するアートには、ZENや日本庭園の発想もある。
★もちろん、同校も、3Dプリンターも活用しているが、アートに和がなければ、今や世界標準ではない。和洋九段女子の教育には、学校のリソースを超えて、グローバルな未来の世界にとっての貴重な資源がある。
★それをどう活かしていくのか。新機軸の用意があると中込真校長は語る。9月が楽しみである。
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