【思考コード分析09】 思考論的転回が起きている。
★しかし、思考はオブザーバーのように、外界や現象をただ情報化して伝えるだけだと主張してきた。実際には、世界を変え、作ってきたのは思考である。しかし、思考は人間としての自分が思考に影響を与えて、世界を統御をしていると思わせている。
★森の中で、デヴィット・ボームの多くの人と「思考」について対話した痕跡を読みながらこう感じた。
★ 思考は自らを客観性のポジショニングに置き、狡知として働いるが、それが、見えない。世界を創っているのは、私ではなく、思考である。そのベールを剥ぐのは、私が、再び、自然のシステムに思考を道連れにして浸るのがよい。多様性としての自然と社会と精神の循環を生成するグローバルイマージョンとは、言語と思考と社会と自然の首尾一貫性を回復することである。
★思考について、考え方が大きく転換する思考論的転回が、ボームの中では、1990年すでに起こっていたのである。
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