2019年12月15日 (日)

【速報】本日、三田国際学園のまだ知られざる強さの理由が明かされる!

★本日12月15日(日)、工学院大学新宿キャンパスで、「21世紀型教育カンファレンス」が開催されます。三田国際学園の学園長大橋清貫先生も登壇されます。

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★同校が、5年間21世紀型教育改革を実践し、大きな成果があがっているのは、もはや周知の事実ですが、その本当の理由はまだ明かさていなかったのです。それは、つい11月に判明した2つの最新の情報によってはじめて了解できるからです。

★日本の教育は、この境地に達しなければならなにのに、まだまだ95%の方々は気づいていません。それでは、未来から来た留学生=≪Z世代≫の生徒は困ってしまいます。

★今、目の前の≪Z世代≫の生徒にとって、本当に必要な21世紀型教育の真実とは?参加された方々といっしょに考え、共有できるのを楽しみにしております。

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2019年12月14日 (土)

工学院大学附属 痛快破格なグローバルプロジェクト!

工学院大学附属中学校・高等学校のブログをみると、日々タイやカンボジア、シリコンバレー、沖縄で高2生がプロジェクト学習をしている様子が、頻繁に更新されています。どうやら、一般の学校の修学旅行に相当する教育活動のようです。

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★このグローバルプロジェクトは、同校ブログによると、「国連が定めたSDGsの17目標の中からそれぞれの国や地域が直面する課題を学び、その解決に貢献するための取り組みを目指します。訪問するのは沖縄・カンボジア・タイ・アメリカの4か所です。ハイブリッドインターナショナルコースでは、現地の起業家が直面する社会問題の解決に挑む「MoG(=Mission on the Ground)」をGlobal Projectとして行います」とあります。

★SDGsのゴールデンゴールズの探究とその創造的問題解決のために、高2生が一か所に訪れるのではなく、それぞれの問題意識によって地域を選択して動いているようです。

★もともと高1~高2にかけて「探究論文」をじっくり練り上げてきました。それゆえ、高2生は、自ら課題を見つけ、自ら見つけた課題だからこそモチベーションを内燃し、探究し、フィールワークをしながらその都市の人びとといっしょに問題解決していけるのでしょう。

★工学院の探究とは論文やレポートを書いて終わではなく、フィールドワークの中で、その地域や都市の人びとと共に考え、解決を模索するオーセンティック(実際的)なプログラムです。しかも、その地域や都市は国内外両方で行えるのです。このとき重要なのは、多言語によるコミュニケーション、理性的なコミュニケーション、そして何より情意的なコミュニケーションの統合された高次コミュニケーションです。理性的なコミュニケーションには、知識・理解・応用・論理としての思考力が必要です。情意的なコミュニケーションには、意外にも批判的思考力と創造的な思考力が必要なのです。問題解決にはパッションとプレイフルな感情の側面が必要だからです。

★工学院は、ふだんの授業の80%がPBLです(外部団体に質をモニタリングさせるアクレディテーションを行っています)。80%!そんな数字まで、教育を科学するという視点で、ちゃんとリサーチしているぐらいです。このPBLの授業のベースは、この高次コミュニケーションを醸成することも目的です。

★授業と探究、教育活動などが有機的に高次コミュニケーション能力によって学びの循環が出来上がっているのですね。

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★ブログを見ると台湾の報告もありました。あれっ?グローバルプログラムには、台湾のプログラムはないなあと思い、そのページを開いてみました。するとそこにはこうあります。

「工学院大学が提携しているアジアの工科系大学(南台科技大学・ダナン工科大学・フィリピン工科大学)との国際学会に、昨年度から高校1年生の有志を招待していただいております。今年の当番校は「南台科技大学」。ということで、希望者の中から男女8名が選抜され、12日に台湾入りしました。」

★なんと、これは高2のグローバルプロジェクトとは違う高1のグローバル大学連携のプログラムだったのです。

★夏は、中3が全員オーストラリアか米国で海外研修を行っていたはずです。それ以外に高1や高2は3か月留学を実施しています。国際コンクールでシンガポールやニューヨーク国連で活躍する生徒もいます。

★ランドスクエアの加盟校ですから、世界中のエスタブリッシュスクールに行ったり来たり交換留学もあります。中3がオーストラリアに研修でいけば、そこの学校の生徒が20人くらいホームステイにも訪れます。

★一般の学校では、こんな景色はないでしょう。メディアも最先端のイノベーションを追跡しているNews Picksのような雑誌社から取材が来るぐらいです。大学合格実績の切り口しかないような受験雑誌の場合、この景色の意味がわからないようですが、日本の受験ジャーナリズムの常識は世界の教育から見れば非常識なのかもしれません。

★そのギャップに、教師も悩まないわけではないですが、≪Z世代≫の生徒の未来に想いを馳せれば、何をやるべきかは自ずとみえてくるとは教務主任の田中歩先生。≪Z世代≫の生徒の希望が、ここにあるのは、そのような先生方の情熱があるからでしょう。明日12月15日、工学院大学新宿キャンパスで、そのような工学院の見えざる本質的教育とその成果を語ります。

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2019年12月13日 (金)

第13回 模擬授業と授業評価

■2019年12月13日(金)3時限目

テーマ)模擬授業を通して形成的評価の応用として授業評価をつくる
サブテーマ)
・10の学習者像は授業評価に含まれるか?
・問いを生み出す「学習ツール」の意味は?
・生徒の複眼思考と情意的豊かさを活用できる授業か?
・思考スキルと問いと授業評価との関係は?

資料)
・TOK概要

思考スキル)

比較
根拠
カテゴライズ
具体化
抽象化
置換
変換・転換
矛盾・逆説
統合
文法・計算
インプロ(Improvisationは英語のみならず創造的思考において重要な能力)

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2つの「思考コード」と学校教育法 新学習指導要領は着々と実現していく

★今回の文科省の大学入試改革は、あたかも大学入学共通テストの話であるかのようにメディアはすり替え、批判ではなく、揶揄しています。まるで勝てば官軍、鬼の首でもとったように。自分たちは民主主義のリーダーであるかの如くです。

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(なんだかんだといって、ブルームを超えられないのが現状。ブルームのタキソノミーのアップデートは多くの学者によってなされていますが、この本に還ってみれば、そこには豊かな発想のヒントがいっぱいあります。首都圏模試センターのすばらしいのは、この原点に立ち還り「思考コードを積み上げていき、アップデートしていっているという見識です。首都圏模試センターの「思考コード」を語りながら、ここをきちんと論じている識者はまだ一人もいません)

★大学入学共通テストの正当性・信頼性・妥当性を世論が判断するのは、もちろんいいのですが、それが教育改革をも揶揄する方向に導くとしたらそれは違います。あまりそれをやりすぎると、民主主義をジャーナリズムが壊してしまうことになりかねません。というのも、民主主義は法の支配をベースにしています。それがいやだというのなら、それは民主主義ではなく、民主主義と共に生まれてきたジャーナリズムはジャーナリズムと呼ばれなくなるでしょう。

★今回の大学入試改革は、もともと高大接続教育改革です。2007年に改正された学校教育法に基づいた学力の三要素、創造性、批判力、社会貢献への使命をきちんと学習指導要領に盛り込むことが本意です。それによって、授業や評価法などが変わらざるを得ないのですが、そうなると大学入試も、そこに接続するように変わるという話だったのです。

(学力の3要素、創造性などについて規定されている学校教育法の条文:参考)

第二十一条 義務教育として行われる普通教育は、教育基本法(平成十八年法律第百二十号)第五条第二項に規定する目的を実現するため、次に掲げる目標を達成するよう行われるものとする。
一 学校内外における社会的活動を促進し、自主、自律及び協同の精神、規範意識、公正な判断力並びに公共の精神に基づき主体的に社会の形成に参画し、その発展に寄与する態度を養うこと。
二 学校内外における自然体験活動を促進し、生命及び自然を尊重する精神並びに環境の保全に寄与する態度を養うこと。
三 我が国と郷土の現状と歴史について、正しい理解に導き、伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛する態度を養うとともに、進んで外国の文化の理解を通じて、他国を尊重し、国際社会の平和と発展に寄与する態度を養うこと。
四 家族と家庭の役割、生活に必要な衣、食、住、情報、産業その他の事項について基礎的な理解と技能を養うこと。
五 読書に親しませ、生活に必要な国語を正しく理解し、使用する基礎的な能力を養うこと。
六 生活に必要な数量的な関係を正しく理解し、処理する基礎的な能力を養うこと。
七 生活にかかわる自然現象について、観察及び実験を通じて、科学的に理解し、処理する基礎的な能力を養うこと。
八 健康、安全で幸福な生活のために必要な習慣を養うとともに、運動を通じて体力を養い、心身の調和的発達を図ること。
九 生活を明るく豊かにする音楽、美術、文芸その他の芸術について基礎的な理解と技能を養うこと。
十 職業についての基礎的な知識と技能、勤労を重んずる態度及び個性に応じて将来の進路を選択する能力を養うこと。

第二十九条 小学校は、心身の発達に応じて、義務教育として行われる普通教育のうち基礎的なものを施すことを目的とする。
(平一九法九六・旧第十七条繰下・一部改正)

第三十条 小学校における教育は、前条に規定する目的を実現するために必要な程度において第二十一条各号に掲げる目標を達成するよう行われるものとする。
② 前項の場合においては、生涯にわたり学習する基盤が培われるよう、基礎的な知識及び技能を習得させるとともに、これらを活用して課題を解決するために必要な思考力、判断力、表現力その他の能力をはぐくみ、主体的に学習に取り組む態度を養うことに、特に意を用いなければならない。

第五十条 高等学校は、中学校における教育の基礎の上に、心身の発達及び進路に応じて、高度な普通教育及び専門教育を施すことを目的とする。
(平一九法九六・旧第四十一条繰下・一部改正)
第五十一条 高等学校における教育は、前条に規定する目的を実現するため、次に掲げる目標を達成するよう行われるものとする。
一 義務教育として行われる普通教育の成果を更に発展拡充させて、豊かな人間性、創造性及び健やかな身体を養い、国家及び社会の形成者として必要な資質を養うこと。
二 社会において果たさなければならない使命の自覚に基づき、個性に応じて将来の進路を決定させ、一般的な教養を高め、専門的な知識、技術及び技能を習得させること。
三 個性の確立に努めるとともに、社会について、広く深い理解と健全な批判力を養い、社会の発展に寄与する態度を養うこと。

★ただし、学習指導要領は概要を語っているだけで、その具体的な方法や実践については各学校や各教員に任されています。統一するための議論は存在していないのです。だから、バラツキはありますが、法に基づいて着々と進んでいくのです。実践する側は法の枠組みの中で自由にできますから。もちろん、教育委員会など面倒な面もありますが、読み替えて突破していくことができます。

★最近話題になっている「思考コード」も実は、この学校教育法を無視するものではありません。むしろ包括的になっています。ただし、みえにくいのは、今のところテストやレポートを評価する「思考コード」が前面に出て、各学校で活用されている授業を評価する「思考コード」があまり世の中で注目されていないからです。

★ところが、昨日ご紹介した順天学園のような動きは、この2つの「思考コード」(順天自身はルーブリックという用語を使っています)をきちんと使い分け統合しているのです。それによって、順天の授業や評価の方法もアップデートしているのです。

★メディアは、ここの重要性をむしろズームアップする必要があるのですが、スキャンダルな記事でなければ売れないので、しかたがないのでしょう。希望があるのに、希望を見て見ぬふりをする。ネガティブな側面しか強調しない。これでは、日本の将来は危ういですね。

★そうはいっても、いつ学校教育法は変わったのだといわれるのでしょうか?もし学校教育法が悪法だとしたら、この法律の成立過程をリサーチし、覆す理論をつくり、運動しなくてはいけません。民主主義では悪法も法なのです。ここを無視すると、もはや民主国家は機能しません。

★しかし、この学校教育法を批判するのは相当難しいと思います。悪法だとは思えないからです。したがって、この法をベースにした動きまで、揶揄するのは、考えたほうがよいと思いますよ。

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2019年12月12日 (木)

順天学園 指導要録変更に伴う「本質的アップデート」着々

★昨日、順天学園は、校内研修会を開催。なぜかそこにちょこんと立ち会うことになりましたが、それは今までにないすばらしい経験でした。テーマは、新学習指導要領における生徒指導要録が変わることに伴う多面的・総合的な評価を生み出すためにどのようにルーブリックをつくり、それを活用していくかということだったと思います。

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★トップダウンで決まっていくというのではなく、4側面の評価プロジェクトがたたき台をつくって、教師全体と議論をし合いながら、同時に各教科で作成していくというプロセスでした。

★生徒指導要録というのは、大学入試のときなどに提出する書類にもなるものですから、極まりなく重要なことはいうまでもありません。その書き方の正当性・信頼性・妥当性をプロジェクトチームが多角的に検討し、提案をしていきます。

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★今回の新学習指導要領では、学力の3要素を明快に表現し、それに基づいた観点別評価を指導要録に盛り込むようになっています。ただフォーマットが変わるというのならそれほど議論は必要はありませんが、「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体的に学びに向かう態度」をそれぞれ評価していかねばなりません。

★すると、この3要素の評価をどのように測定していくのか、ミニテストの在り方、定期テストの在り方、教育活動の在り方のシステムも変更しなければならないのです。もし、今までと同じやり方で行っていった場合、ルーブリックが使いにくいので、煩雑になり、ただでさえ忙しい先生方の業務が破裂します。

★しかし、先生方は、知識技能・思考力中心の評価だけではなく、もっと多面的に生徒の才能を見出すことができるようになるのは歓迎です。そのためにはルーブリックは有効だと考えているので、そこはなんとかしようと信念を共有しているのです。

★しかも、すでにできあがっているルーブリックの使い方をみていてもすごいところは、生徒とそれを共有しているところです。ですから、自らの弱み強みを生徒自身も見出すことができるわけです。

★これが順天学園の強さです。どういうことかというと、主体性を創り出す高次コミュニケーション能力が教師同士、教師と生徒、生徒同士で充満しているのです。

★高次コミュニケーション能力とは、「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」という認知的側面はもちろんのこと情意的側面も充実していることが条件です。

★この両側面が統合されているからこそ議論ができるのです。議論は白熱してきます。それは成熟した情意的マインドセットがそうさせるのです。

★成熟したマインドセットとは、受容と発信、組織化と個性化の動的平衡が保てるということです。そして、その維持のために価値づけを吟味できる正義の配分もできるということです。

★テストや教育活動の処理の手続きの変更が、今までの蓄積を生かしながら行われていきます。それに関連する授業や行事などの仕掛けも変わっていきます。新しい学習ツールやICTの活用、PBL授業の活用など、学力の3要素をどのように盛り込み、どのように測定していくのかというシステムを考案し、実行していくことで、今までのリソースを生かしながらアップデートが形作られていくのです。

★本物の教育改革とは、こういうことを指すのだと確信しました。

★12月15日カンファレンスでは、そのようなすさまじい教師チームによる順天学園の教育の成果について長塚校長から話を聞きたいと思います。

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2019年12月10日 (火)

21世紀型教育機構の教育の質(07)第4期ブレイクスルーへのジャンプの準備(2017年~2020年) 。≪Z世代≫の影響で理念アップデート。

★21世紀型教育機構の加盟校は、理念と6箇条からなるシンプルな規約を尊重しています。理念には「21世紀型教育機構は、ゴールデンルールにのっとり、グローバルゴールズを解決できるグローバルシチズンを育成するクリエイティブスクールを応援する。」とあります。

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★ゴールデンルールとは、『マタイによる福音書』7章12節,とルカによる福音書』6章31節にある「あなたがしてもらいことは、他者にもおなじようにしなさい」という黄金律を指しているのですが、これはNY国連が、平和のギャラリーに陳列しているノーマン・ロックウェルのモザイク画に刻まれている言葉です。国連は、この理念はキリスト教にとどまらず、宗教、民族、人種、性別などを超えて世界に共通する倫理であるとしています。21世紀型教育機構は、国連の説明する意味でゴールデンルールを採用しています。

★グローバルゴールズは、2016年にグローバルイシューという文言に変えて採用しました。グローバルシチズンを育成するクリエイティブスクールとは、要するに生徒1人ひとりみなクリエイティブクラスにするという意味です。

★ですから、外向きには、よくファーストクラスからクリエイティブクラスへというフレーズで機構は表現しています。

★20世紀社会は、学歴社会によって、一握りのファーストクラスが世の中を牛耳ってきたわけで、教育格差、経済格差を生みだしてきた社会システムです。その中で、SDGsのグローバルゴールズを達成しようと思ったら、まず世界の諸問題を生み出してきた20世紀社会そのものを改めなくてはなりません。

★一遍には無理なので、21世紀型教育機構は、自分たちができるところは何かから出発しました。それは、20世紀社会を強化してきた20世紀型教育を21世紀型教育にシフトすることだということになったわけです。教育を変えることは私立学校はできる。公立学校にはなかなかできない。そこで動き始めたのです。

★それが先の理念だったのですが、21世紀型教育研究センターが開設され、動き始めると、予想以上に≪Z世代≫の生徒の動きや考え方が斬新でした。未来は≪Z世代≫の生徒を待っているわけですから、他人ごとではありませんから、当然と言えば当然です。

★そして、それによって、機構の理念の意味がさらにアップデートしました。20世紀社会の根本は、自然と社会と精神の分断社会でした。だから、経済優先で、環境は破壊され、精神は病んでいきました。その悪循環は今なお続いているどころか猛威を振るっています。

★≪Z世代≫の生徒は、この20世紀社会を根本から変質させない限り、SDGsの活動は対処療法に過ぎないことを見破りました。だから、<新しい学びの経験>を自分たちでどんどん進め起業する中学生も出現してきたのです。

★G-STEAMという教育は、今や≪Z世代≫の生徒が自ら創り出しているようなものです。ほとんどの大人はG-STEAMの重要性を語ったとしても、英語力で≪Z世代≫の生徒に太刀打ちできず、STEAM関係もそうです。ですから、21世紀型教育機構の理念は、≪Z世代≫の生徒の未来に照準をしっかり合わせてアップデートしなければならなくなったのです。

★たしかに、上記の図のように、自然と社会と精神は循環する社会になっていくのですが、これではまだスローガンです。具体的に何を学ぶのか研究するのか?それが問題です。大学入試改革も大切ですが、大学入試改革があろうがなかろうが、社会は変わるのです。≪Z世代≫が変えるのです。今のところ大学入試改革は、延期されて実施されたとしても、分断社会を循環社会に変容するほどのパワーはありません。まあやらないよりましという程度でしょう。

★≪Z世代≫の生徒は、そんな悠長な改革を待っている時間はありません。自分たちが立ち上がらなくてはと思っている生徒も多いのです。21世紀型教育機構は、大学入試改革にもエールは送りますが、重要なことは21世紀社会をサポートする<新しい学びの経験>を創ることです。一体それはなんでしょう。12月15日、共有いたしましょう。

★今のところ、ここまで踏み込む団体はありません。経産省の未来の教室でさえも、むしろ絶対に踏み込まないでしょう。20世紀社会のマイナーチェンジを望んでいるからです。その範囲内で、社会は変わっているようにみえるので、それで安心している人はたくさんいますね。どうやら、日本はこのままいけばタイタニックです。12月15日は、タイタニックを回避する方法や政策を心から期待し、自分でも考えている方々が集まると思います。

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21世紀型教育機構の教育の質(06)第4期ブレイクスルーへのジャンプの準備(2017年~2020年) 。≪Z世代≫の生徒も参加。

★21世紀型教育研究センターは、画期的なセミナーやフォーラムを行っています。今年5月富士見丘で、「グローバル教育カウンシル」を開催。加盟校の教師対象の研修で、文化学園大学杉並のDDコースのリヨ・ホイットニー校長によるミニPBLワークショップをはじめ、各学校の英語教教育や世界標準の思考力育成プログラムに関連するワークショップを行いました。カナダのBC州の学びと日本の創意工夫した学びを互いに体験し、リヨ校長は日本流儀の考え方を尊重し、日本の先生方はドライビングクエスチョンというSTEAM型の問いの作成を学ぶなど、グローバルな学びのセッションを仕掛けたのです。

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★6月には、順天の理軒ホールで、「未来を創る学校フォーラム」を開催。このイベントから、いくつかの加盟校の≪Z世代≫の生徒が本格的に参加するようになりました。

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★≪Z世代≫の生徒自身が先生方のチームに入り込み、ジェネレーターとして「未来を創る学校」について考え方を編集していきました。生徒の自由な意志を尊重する学びの環境やアクティブラーニング・PBL授業の比率をもっとあげること、学習指導要領にこだわらないもっと世界をみたプログラム、学校間の境界を超えること、SDGsをはじめ世界に貢献できるもっと現実的な学びなどといった未来を創る学校のアイデアを先生方と議論していきました。

★ここから≪Z世代≫の生徒の学校間の境界線を超える活動も始まりました。SDGsの動きは、学内の授業の中で行われているだけではなく、もっと手を広げていかなければならないというのは、なるほど目からウロコでしたが、その行動力がパワフルなのに驚愕でした。

★9月には静岡聖光学院で、「グローバル教育シンポジウム」を開催。静岡聖光学院は、急激にグローバル教育3.0に突き進み、シンポジウム開催時に、同校独自の海外ネットワークを集め、国際サミットを行っていました。それゆえ、東南アジアの≪Z世代≫の生徒も参加してシンポジウムは進行したのです。

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★教育研究センターの方針は、教師も生徒も共に<新しい学びの経験>を創っていくことを大切にすると同時に、国際的なネットワークを広げて、本物の世界標準の学びを創出していくことです。

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★10月前半聖学院で「未来を創る教師セミナー」を開催。PBL授業を生み出す学びのデザイナー兼ファシリテーターとしての教師のスキルを共有しました。ここからは、一般公開で、多くの学校・教育関係者とワークショップを行いました。また、夏季中にカンボジアで起業活動を行ってきた≪Z世代≫の生徒も参加し、自分たちのような生徒が生まれるには、どんな教師の力が必要なのか気づきの多いセミナーになりました。

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★10月後半工学院八王子キャンパスで、「21世紀型STEAM教育フォーラム」を開催。マイクラをつかってクリエイティビティを発揮していく体験を参加者と行っていきました。学校の教師・教育関係者が各チームにわかれ、そのチームのジェネレーターとマイクラ操作を工学院の生徒が行いました。彼らは≪Z世代≫クリエイーターで、すでに様々な賞を受賞しています。しかも、シンガポールでSGDsのある問題を解決するスーパーアプリを提案をして優勝してきた生徒もいます。

★中1と中2の生徒でしたが、クリエイティビティのみならず、論理的に話を展開していくのも得意でした。もちろん、英語力もすさまじい。ICTと英語力では、実は大人もかなわなくなっているという現実にこれまた驚愕でした。

このような21世紀型教育機構の≪Z世代≫の生徒の成長はいかにしてうまれるのか、12月15日のセミナーで共有いたしましょう。

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2019年12月 9日 (月)

21世紀型教育機構の教育の質(05)第4期ブレイクスルーへのジャンプの準備(2017年~2020年) 。21世紀型教育研究センター開設。

★2017年~2020年は、21世紀型教育機構は、各加盟校の教育の質を海外名門校に照準を合わせてさらに高めていくために、以下の3つを実行しています。

Ⅰ <アクレディテーション>という実証的手法でエビデンスを共有し改善。

Ⅱ <グローバル教育3.0>というアップデートに向けて改善。

Ⅲ <21世紀型教育研究センター>(リーダー:聖学院児浦先生、工学院田中歩先生)を新設し、会員校のための「PBL研修」、「未来を創る学校のフォーラム」及び一般公開向け「PBL研修、STEAM研修」など夏期休暇を除けば、毎月のように開催し、ソフトパワーを強化。

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(10月工学院八王子キャンパスで開催した「21世紀型STEAMフォーラム」で。企画・運営した教育研究センター及び機構サポートメンバー勢揃い)

★いわば、この2017年~2020年は、21世紀型教育機構のソフトパワーを強化する改善期なのです。

★この不思議な組織は、いわゆる株式会社や学校法人のような組織ではありません。ナチュラルオーガニゼーションというべき、有機体的組織です。多様なアイデアとその実践の共有により新たなプログラムができ、そこに≪Z世代≫の生徒まで参加し、成長していきます。そのエビデンスをアクレディテーションという実証的手法で明らかにしていくわけです。弱みを強みに転換する分析をするわけです。そして、教育センターが音頭をとって研修していくわけです。

★教育と成果の因果関係は、実はわかりにくいのですが、21世紀型教育は、今までやっていないことですから、その結果、今まで関心をあまりもたれてこなかった領域で成果があがったかどうかは実にビビッドに生まれてきます。

★たとえば、クリエイティブラーニングやプレイフルラーニングが織り込まれているPBL授業によって、Fabラボのコンクールで優勝したり、平和を訴える動画づくりでNY国連で賞をもらったり、難関校常連の模擬国連で活躍したり、パラリンピックのボランティア活動やSDGsの活動がメディアで取り上げられたりしているのです。

★20世紀型教育からよく揶揄される大学合格実績も、AO入試や公募推薦でグローバル教育3.0やPBLによる探究活動を通して、上智やICU、立教、青山などにたくさん入り始めています。海外大学も世界大学ランキング100位以内の大学に合格する生徒が各加盟校から出始めました。

★偏差値というものが、私立中高一貫校の教育の質とは相関がないことが次々と証明されていくことでしょう。なんといっても、偏差値は20世紀型教育の質を測るものです。21世紀型教育の質はルーブリックによって新たに測定しなければならないのです。それがようやく21世紀型教育機構から始まったわけです。この歴史的な画期的な事態に気づいている人は、まだまだ少ないのです。

12月15日のカンファレンスで、アクレディテーションによって測定できる具体的な教育の内容を登壇者と共有いたしましょう。

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2019年12月 8日 (日)

21世紀型教育機構の教育の質(04)第4期ブレイクスルーのときがきた(2017年~2020年) 。新ビジョン<グローバル教育3.0>へ準備始まる。

★BTⅣ(第4期ブレイクスルー:2107年~2020年)が本格的に起こるのは来年度ですが、そのための準備として、2017年からアクレディテーションによって、21世紀型教育の質を加盟校同士が切磋琢磨し始めたわけです。そして、その目指す目標は世界の名門校であるエスタブリッシュスクールと対等の教育の質をまず完成させることです。国民国家的見識に立つのではなく、世界市民的見識のポジショニングに立つということです。

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★そうすること以外に、グローバル風内向き学歴社会でジェンダーギャップを生みだしたり、弱者バリアフリーに対し無配慮である日本社会を変えることはできないのです。歴史は変わります。しかし、それは変える高邁な精神を持った勇敢な人間がいてこそです。21世紀型教育機構は御三家が≪私学の系譜≫の真の継承者をやめたたので、新しい≪私学の系譜≫を生み出すコミュニティを形成しようとしていたのです。

★おそらく≪私学の系譜≫の1人である内村鑑三の精神と親和性があります。

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★内村鑑三の「後世への最大遺物」という書がありますが、同書は未来を創る人間としていかなる道があるのかを説いた書です。金持ちになって、弱き者に施すのもよいだろうし、文学者になって、作品を世に広め幸せな気持ちを共有するのもいいだろう、教師になって、未来を創る子供の教育に努力するのもよいだろう、医者になって病に苦しんでいる人々を救済するのもよいだろう。しかし、そのような人材を生み出すだけでは、まだまだ後世への最大遺物とはいえないと内村鑑三は語っているのです。あの偉大な中村哲さんと同じですね。医者だけでは救えないことがたくさんあるのだと。

★内村鑑三も中村哲さんもクリスチャンですからシンクロするのかもしれませんが、最大への最大の宝物は、「高邁な精神をもった勇敢な人間」になることだというのです。そして、これはだれでもが成れるというのです。

★ですから、21世紀型教育機構は、研究者になるのもいいし、医者になるのもいいし、ビジネスマンになるのもいいし、教師になるのもいいし、それはそれぞれの才能を生かすことは大切ですが、どの生徒も「高邁な精神をもった勇敢な人間」になる環境=21世紀型教育を創出するのだということを決断したわけです。

★そして、そのために、上の表にある<グローバル教育3.0>を2021年から実現していこうということになったのです。英語も出来るだけ多くの生徒がCEFR基準でC1以上なるような英語教育をしようと。そうしなければ、自分の哲学を内村鑑三や新渡戸稲造、岡倉天心のように英語やドイツ語、フランス語で海外の人びとと議論や対話ができないと。

★議論や対話ができるからこそ平和作りを前進させることができるのです。

★学びは、もちろん探究型ですが、日常の授業もそうしなくてはなりません。特別な時間だけ探究の時間ではなく、学びの構えは探究が基本となる。それが当たり前となるのです。そこにSTEAMの要素が含まれるのは、AIと共生社会がやってくる以上、それは必然です。聖学院と工学院、三田国際、和洋九段女子、聖パウロ学園はこのような状況になってきています。

★グローバルネットワークは、日本から海外に学びに行くだけではなく、海外からも日本に学びに来てもらい、相互に学ぶ拠点づくりをしていくということです。それは世界中どこに行ってもそうです。このことをグローバルイマージョン(GI)と言っています。GIは、富士見丘、八雲、工学院、静岡聖光学院、順天、聖徳、文化学園大学杉並ではかなり進んでいて、いつも学内に留学生が学んでいるシーンがでてきました。

★特に、八雲と工学院が加盟しているラウンドスクエアの存在はグローバルイマージョン実現を促進する大きな存在です。

★Webに関しては、SNSの世界を自在に活用するのはもはや当たり前で、スーパーアプリやプログラミングを生徒自身が作成したりAIを活用しながらソフトパワーを育てていく環境にしようと邁進しています。

★思考力は、ロジカルシンキングだけでよいのではなく、デザイン思考だとか最近は呼ばれていますが、クリティカルシンキングとクリエイティブシンキングまで育成する時代がやってきたのは言うまでもありません。多重知能のハワード・ガードナー教授が注目したり、STEAMのAで最近注目されているのは、文化人類学者レヴィ・ストロースの「野生の思考」です。もともとこの発想はJ.J.ルソーに通じるでしょうから、ピアジェにも通じます。ということは、機構が最も影響を受けているMITメディアラボの見識にも通じます。ここらへんは、21世紀型教育研究センターのリーダーである児浦先生、内田先生、田中歩先生、田中潤先生、アクレディテーション委員会の鈴木氏、福原氏、神崎氏などと議論を重ね、学問的あるいは理論的背景を耕しています。機構の知の裾野が広がり、深化をしてきているのは、彼らの存在が大きいのです。実践と理論の両方を統合できる天才チームです。

★そして、大学入試の制度に関しては、私たちはすでに大学入学共通テストは過渡期で、日本の大学入試ももはやグローバル高大接続入試にならざるを得ないとはやくから想定していました。2021年の3月には、海外大学進学の成果が今以上に出ますが、日本の大学が海外大学同様世界に広がっているようにならなければならないでしょう。

★そのためには、試験制度が変わらざるを得ません。今のところそんなことはいい迷惑だと多くの現場では語っていて、大学入試改革を阻害していますが、そのつけが東京オリンピック・パラリンピックが終わると同時に急激にまわってくるのに慌てるでしょう。

★偏差値にかかわりなく、京都外語大学のように、海外大学と同じような環境を設定し始めている大学がサバイブしていくことになるでしょう。何せ、研究の目標は大きく3つの分野に絞られていきます。今ある研究分野はそこにむかって学際的に脱構築されながら収束していきます。

★3つの分野とは、宇宙科学、バイオテクノロジー、ニューロテクノロジーということですね。AIをベースとする情報科学はいずれににも融合されています。21世紀型教育機構はこのようなグローバル教育3.0への世界に対応する動きが生まれることを想定しながら、その基礎である5C×PBLを土台としたG-STEAMの教育をデザインしています。

★その具体的な取り組みと、宇宙科学とバイオテクノロジー、ニューロテクノロジーへ向かう新機軸へのアップデートについて12月15日はカンファレンスで各登壇者は語るでしょうし、足りないところは、パネルディスカッションで引き出して、みなさんと共有したいと思います。そしてなぜ共有せざるを得ないか、その<意義=理由=バリュー>についてもいっしょに考えて行ければと思っています。

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富士見丘 世界に目を向け世界から日本を見つめる女性が羽ばたく。

★昨日、富士見丘は学校説明会とチャレンジ入試を開催。学校の人気というのは、ニューロマーケティング的には、ブランディングが前面にでていて条件反射的に選ばれるパブロフ型の人気と大学合格実績などの目標達成度への期待値が高いというゴール達成型人気とその学校の質を学んで本質を見極める学習習得型人気の3つがあるといわれていますが、富士見丘は学習習得型人気の学校です。

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★ですから、急激に生徒募集が増えるということはありません。しかし、昨日もそうでしたが、受験生と保護者が学校に足を運び、富士見丘の教育の質を自ら学びその良さに共感して入試を決めるという家庭が着実に増えています。今年も昨年よりも多くのチャレンジ入試に挑戦する生徒が参加していました。

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★富士見丘はSGH認定校であるし、21世紀型教育機構の牽引校でもあります。その21世紀型教育はアクレディテーション委員会の評価によると、目標まで高い達成度を年々上昇させています。

★SGH認定校あるいは21世紀型教育機構加盟校ということは、簡単に言えば、教育のポジショニングを世界に設定しているということです。特に女子校ですから、国内のまだまだはびこるジェンダーギャップを解消するには、そのギャップを生み出してきた国民国家的な閉鎖エリアに位置していては、国内の学歴社会の中で椅子取りゲームをする競争社会の中で翻弄されます。

★そこで、イギリスやオーストラリア、米国、ドバイなどの高校や大学と姉妹提携に奔走し、SGHのプログラムとして、シンガポール、台湾、マレーシアにフィールドワークしながら、世界問題を世界の高校生や現地の人と共有し、いっしょに問題解決を考案していく探究も行っています。

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★富士見丘理事長・校長の吉田晋先生ご自身も、海外留学の経験もあり、英語も堪能ですから、その教育ネットワークは、国内だけではなく世界に広がっています。つまり、教育のポジショニングを世界に設定しているのです。その日本においては革新的で、世界のエスタブリッシュスクールとしては当たり前の境地を、国内の多くの受験関係者は見ることができません。そこを足場にしている保護者も見ることができません。

★それゆえ、国民国家の学歴社会の中で、満足している受験関係者やそこを足場にしている保護者にとっては、御三家という日本の名門校が世界の名門校と教育の質でかなりのギャップがあることは見えないのです。

★しかし、吉田先生は、そんなマーケット以外に、新しい保護者の存在が増えている手ごたえを感じています。海外にいる帰国生の中で、日本の塾にいかず、現地校でのびやかに学んでいる帰国生は、国内で偏差値で競争している日本の教育に疑問をもっています。実際に吉田校長をはじめ、同校の先生方が海外に飛び、そのような保護者と対話をして、ファン層を掘り起こしています。

★実際、中3段階で英検準2級以上を75%が取得し、50%は2級以上を取得しています。帰国生は準1級、1級を取得してしまいますから、中学から本格的に英語を学んでいる生徒が、準2級、2級を中3段階で取得していくのです。

★吉田先生は、帰国生の現地校でのびやかに学んできた環境をそのまま富士見丘で設定しています。ハイレベルな4技能英語の環境、たとえば、模擬国連部の活躍はその環境の質の良さを象徴しています。一方通行型の講義形式の授業ではなく、PBLという探究型授業も設定し、1人1台のタブレット型ラップトップのICT環境も設定しています。

★海外の現地のエスタブリッシュスクールでは、このような環境は当たり前なのです。日本の1条校のIBスクールでも一握りのコースの生徒しかこのような環境を設定していませんが、富士見丘はすべての生徒がこの環境を共有しているのです。

★英語もICTも、小6まで教育でほとんど享受してこなかった中1も、富士見丘に入学してから4技能英語×探究型授業×ICTという学びの環境を楽しんでいるというプレゼンテーションがありました。

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★プレゼンテーションは、英語だけではなくあらゆる教科や探究科で鍛えられていますから、入学して9カ月が経とうとしている中1生にとってはお手のものという感じでした。もちろん、PPTの作成も自分たちで編集し、デザインしています。

★アクレディテーションの目標達成度というスコアは、一般に公表されていませんから、目標達成型の人気はまだ現れていません。そこはやはり学習習得型人気に頼るところですが、同校サイトには、12月2日現在での推薦とAO入試による合格者数が公開されています。たとえば、大学合格実績実績を重視するかたにとって気になる早慶上理GMARCHグループの大学の実績は次の通りだそうです。

早稲田大学     4名
上智大学      6名
国際基督教大学   1名
青山学院大学    4名
中央大学      3名
法政大学      2名
学習院大学     1名

★卒業生数94名ですから、22%がこのようなグループの大学にこの時期に入っているのです。上智大学6名、ICU1名は、当然4技能英語レべルが高いことは必須条件です。

★そして、一体自分は何を研究し、それがどう社会に貢献できるのか、探究科で育んだ力がモノを言います。ICTは、世界で議論する時、ICTを活用するのは当たり前ですから、ある意味英語とICT、探究は世界の共通の学びの構成要素でしょう。

★どうやら、学習習得型人気に目標達成型人気も加わり、応募者数が毎年増えていく可能性が見えてきました。吉田先生をはじめ、同校の教師も生徒も世の中がどんなに反動的な教育に揺り戻されようとも、自分たちの教育へ自信をもち邁進する気概を感じた説明会でした。

そして、まだ教育の質が海外名門校を超えてはいませんから、これから次のステージとしてさらなる教育の環境を仕掛けていくでしょう。その新機軸とは?12月15日、21世紀型教育カンファレンスで吉田晋理事長・校長が語ります。

 

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